iri TALKS ABOUT『Watashi』

シンガーソングライター、iriが語る『Watashi』のこと。
Photo_Satoko Imazu 
Hair & Make-up_Mariko Adachi 
Interview & Text_Tomoko Yabuta
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昨年10月にメジャーデビューしたばかりの若手アーティストながら、
1stシングル『Watashi』がNIKE WOMENのキャンペーン曲に抜擢された
シンガーソングライターのiriさん。
コンセプトである「わたしに驚け」のイメージムービーでは、
ボクシングやランニング、ダンスをする女性達の姿に力強く心に刺さる歌声をのせていて、
「このシンガーは誰?」と話題を呼んでいます。
2月に行われたイベント「NIKEWOMEN TOKYO」の舞台で
2500人の観客を前にしっかりと歌い上げた直後に突撃インタビューを決行!

まずはライブパフォーマンス、お疲れ様でした。2500人の女性の前で歌ってみていかがでしたか?
いやー、熱量がすごかったです。「NIKEWOMEN TOKYO」のイベント自体、どんな女性が集まるのか想像がつかなくてずっとドキドキしていましたが、舞台に立って見渡してみたら同世代の20代前半の方が多くて。みなさん元気でノリノリで聴いてくださって、嬉しかったですね。
舞台も両国国技館ですし、いつもなら土俵が置いてある場所で歌うって、なかなか貴重ですよね(笑)。
国技が行われるような場所で歌うなんて初めてだし、観客が女性だけというシチュエーションもすごく新鮮でした!
見た目のかわいらしさからは想像できないパワフルな歌声に圧倒されました。シンガーソングライターを目指すようになったきっかけが気になるのですが、まずは影響を受けた音楽について教えてください。
小学生の頃はJ-POPばかり聴いていて、とくにミーシャさんなどの力強い女性シンガーに憧れていてよく真似して歌っていましたね。音楽を目指すきっかけは高校生のときに見たアリシア・キーズの「If I Ain’t Got You」のミュージックビデオ。カッコいい! 私もこんなアーティストになりたいと思ったんです。
洋楽を聴くようになったのは、誰かの影響?
小学生のときにダンスを習っていて、そこで初めて洋楽に触れました。あとはMTV JAPANもよく観ていましたね。小中学生までは同級生と音楽の趣味が全然合わなかったけど、高校に入ってからは音楽好きな友達が増えて、ちょうど部活を辞めたタイミングも重なって、ロックバンドのライブによく行っていましたね。ちょどその頃からボイストレーニングにも通い始めました。
そのころからもうギターを始めていた?
いえいえ、ギターはおろかピアノも弾けませんでした。大学1年生のときに友人に誘われて七尾旅人さんのライブに行ったんです。それまで七尾さんの存在も知らなかったんですけど、彼の弾き語りに衝撃を受けて…。とりあえず自分でギターのスリーコードを覚えてひたすら繰り返し、自分の言葉を乗せて歌うようになりました。そこから歌詞を書き始めたんです。
ちなみにインターナショナルスクール出身ですか?
全然(笑)。オーディション後のニューヨーク留学が初の海外でした。
すごく落ち着いた話し方なので…。
小学生の頃から声が高いほうではなかったんですけど、最近日に日に低くなっていってる気がします(笑)。
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1stシングル「Watashi」は、どのような思いで制作されたのでしょう?
少し前に女子大を卒業したんですけど、いまの女の子って、みんなの中に根付いている一般常識にとらわれすぎていて、「自分」が出せずに戸惑っている子が多いですよね。就活なんかがとくにいい例ですよね。この状況ってすごく不思議だなって感じていて。「そんな足かせなんてとっぱらって、自分らしくいればいいんだよ」「世間の常識にとらわれていないで、新しいものをどんどん表現していこうよ」っていうメッセージを伝えたかったんです。
iriさんも自分が出せずに困った経験が?
うーん、大学では「あの子ちょっと変わっているよね」って思われてはいたみたいですけど、あまり気にしませんでした。他人の目にとらわれると、本当に何もできなくなると思うんですよ。だから自分を押し殺したことはないですね。
なるほど、心強いですね。「わたしに驚け」のキャンペーンソングに抜擢されたのはどのような経緯で?
1stアルバムを制作した後、これまでは誰かの背中を押したり、励ましたりするような歌詞を書いてなかったけど、そろそろチャレンジしたいなと考えていたんですね。そのタイミングでナイキさんからオファーをいただいたので、すごく驚きました。
曲はどのように作られたんですか?
歌詞は女性が力強く踊っている映像を観ながら、イメージを固めていきました。それこそ今日のイベントでパフォーマンスをされていた菅原小春さんのダンス映像も。だから「わたしに驚け」のムービーを観て、ダンスやボクシングをしている女性の力強さが曲とピッタリ合致していて嬉しかったですね。
トラックは水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミさんが手掛けているんですよね。
1stアルバムのトラックを作っていただいてからのご縁で、今回もお願いしています。私の声の強さを引き出して、ちょうどいいところに落とし込んでくれるので、かなり信頼しています。
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今回のテーマ「わたしに驚け」ですが、iriさんご自身にとってこの言葉が持つ意味は?
「Watashi」を作ったこと自体、「わたしに驚け」という言葉に通ずる大きな挑戦でした。大きな目標じゃなくても、目の前にある小さな1つのことを成し遂げるだけでも全然いいと思うんです。新しく何かにチャレンジしたり、常識を取っ払おうとしたり…。その思いや行動によって、いままで見たことのない自分に出会えると思うんです。私もまだまだチャレンジできていないことがたくさんあるので、もっともっと“わたしに驚きたい”ですね。
個人的にはアーティストの方とのコラボレーションを見たいのですが、一緒に組んでみたいな人はいますか?
フィーチャリングで組みたいラッパーはたくさんいます! 例えばやけのはらさんとか、S.L.A.C.Kさんとか。
S.L.A.C.KさんとPUNPEEさん、兄弟とのコラボもみたいです。
やばいですそれ、あたふたしちゃう(笑)。
女性のアーティストだと誰でしょう?
ミュージシャンじゃなくてもいいなら、それこそ菅原小春さん。隠れファンなんで(笑)。ぜひ一緒になにか作り出したいですね。彼女のフリースタイルも好きでよく観ていて、本当に憧れています。
最後に今後の目標を教えてください。
後世に残る曲をこれからたくさん作っていけるアーティストになりたいですね。あと海外にも発信していけたらベストかなって思います!

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