bambolê

clothes shop | day 2

4th floor, 127, Seongdeokjeong-gil,
Seongdong-gu, Seoul
closed on Mon-Wed, 1pm-7pm

7年前、ユビンさんとミアさんがまだ視覚デザインを専攻する学生だった頃、趣味の延長で小さなアトリエから始まった〈bambolê〉。

“角ばらず、まるく生きたい” というふたりの願いをストレートに込めたキャッチーなまあるいフォルムはたくさんの人に愛され、今では韓国だけでなく日本にも多くのファンがいる。2年前からは洗濯が可能なアパレルライン「bambolê laundry」もスタートした。

かつて革産業で栄えた街。見晴らしのいいビルの4Fからはまだその名残が感じられる。物件の決め手は陽の光が入ったぽかぽかとあたたかな空間が、自分たちのブランド像にぴったりだったから。ふたりの人柄も、そのままあらわれているように思った。


つい先月〈draw〉のショップ「drawers」で日本初の卸しがスタート。実際に「drawers」に並ぶ様子を見たふたり。

「自分たちの子どものようである〈bambolê〉のアイテムたちが、どこか“素敵な女の子の家”のようなショールームになじんでいて。ほかの商品、それはオブジェも含めて、つい欲しくなって、実際にたくさん購入させてもらいました。チーム〈draw〉の審美眼をとても信頼してるよ」

だから、「drawers」で人気の〈bambolê〉キーホルダーを別注カラーで作ろう!という話もさくさくと進む。


〈bambolê〉には多様な女性像を持たせている。SNS発信やビジュアルにもそれが丁寧にあらわれていて、常にファッションやカルチャーにおけるアンテナを張って、どう落とし込むかを考えている。

そんなふたりに“ガール”とはどんなイメージか、きいてみた。
「エネルギーにあふれた少女たち、かな。身体的にも精神的にも軽やかで、感情に素直で、やわらかい。ときどき不器用だけどその不完全ささえ美しい、というような」

ブランドも、メディアも、育てていかなきゃいけない。「ガールフイナム」も女性像は絞りすぎずに、“ガール”ではありたい。し、”ガール”とは何かをどう伝えるかをずっと考えている。
〈draw〉も、そこを怠らずにブランドと、お店とを運営している。

考えているガール、クリエイティブなガール、かっこいい!


やさしい世界で、まあるい気持ちになりっぱなし。ついついたくさん購入してしまって、パンパンのショッパーを下げてお店を後にする。

浮かれ気分120%なのは、きっと旅のせい!

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