↑一度はリアルタイムで観たかったですよね、「ザ・ベストテン」。あいみょんや米津玄師も最高だけど、高度経済成長期からバブルを駆け抜けた昭和という時代の勢いと音楽への圧倒的な熱量の高さは、世代が違っても無視することはできません！ というか羨ましいです。

そんな魅惑にあふれた昭和歌謡曲が、Night TempoやSkylar Spence、そしてTyler, The Creatorなど世界中のアーティストからサンプリングされている件。どうやら再燃しているらしいのです！ なぜいま？ その答えはきっと以下にあり。編集部がまとめたプレイリストをフルで聴いたら、それらが決してただ旧式ではないことを感じ取ってもらえるはずです。

　　

01 TOKYO GIRL – 本田美奈子

ブライアン･メイも惚れ込み、プロデューサーまでした伝説のアイドル本田美奈子の、ロック魂開眼前の隠れた名曲！

02 ザ・ストレス – ストレス 中近東ヴァージョン – 森高千里

人間関係で、仕事で、学校で。ストレスを感じたら即、この曲をフリつきで口ずさむべし。ウェイトレス姿の森高も眼福。

03 SAY GOODBYE – 佐藤博

近年流行のシティポップなノリの教典的存在では？と、偉そうに言いつつ、自分が知ったのはグルスポ&KASHIFのカバーから。どちらもおすすめです。

04 CAT’S EYE – 杏里

いっちばん好きなのは1番と2番の間にある「エクササイズの時間よ」とかを英語で言ってるところ♡

05 淋しい熱帯魚 (Night Tempo Showa Groove Mix) – Night Tempo, Wink

近々来日するNight TempoがオフィシャルにWinkとコラボした曲。ただでさえアップテンポなのにこれ以上あげたら心臓破れちゃうよ～っていう仕上がりです。

06 お嫁においで2015 – PUNPEE

歌謡曲×HIPHOPの幸せな邂逅。「結婚」をテーマに男子の絶妙な心情をお届けしている歌詞にぐっときます。MVには彼女役でmiuちゃんも出演！

07 I’m in Love – 亜蘭知子

イントロだけで間違いないなーって。アーバンなトラックで大人の東京を感じます。

08 魅せられて – ジュディ・オング

サビのエキゾチックで妖艶な雰囲気と幻想的な衣装。このいかにも歌謡曲な感じ、たまりませんね〜。

09 17才 – 南沙織

森高千里や銀杏BOYZもカバーした南沙織のデビュー曲。波打ち際のキャッキャウフフ感がたまらない青春ソングです。

10 あいにきてI・NEED・YOU! – GO-BANG’S

バブル絶頂期、同世代のわがままガールたちに絶賛されたアルペンのCM曲。こんなガールズバンドがいたんです。

11 サウスポー – ピンク・レディー

高校野球の応援歌としても有名な一曲。野球の動作を取り入れた振り付けがおもしろいので映像も観てほしい！

12 浮かびのピーチガール – シーナ

作曲はYMO! シーナのちょっとわがままな歌声が可愛くてセクシーでたまらない〜。

13 ロマンティックあげるよ – 吉井和哉

アニメ『ドラゴンボール』のエンディング曲で、孫悟空と出会った頃のブルマの心を描いたような歌詞がイイ。

14 目を閉じておいでよ – バービーボーイズ

レイザーラモンRGと椿鬼奴が愛してやまないこの名曲。思いの外似てるから2人のものまねver.もぜひ！

15 夏をあきらめて – 研ナオコ

作詞作曲、桑田佳祐。サザンの唄をナオコが歌う。詞が沁みるとはまさにこのことで、情景が目に浮かぶような哀愁感。これもまた夏のイメージですね。

16 まちぶせ – 荒井由美

「あの子が振られたと噂に聞いたけど、わたしは自分から云いよったりしない」わかるわ〜 ！ ここの歌詞が共感しかない。石川ひとみバージョンも好きです。

17 冬の稲妻 – アリス

谷村新司と堀内孝雄のハモりが中毒性のある名曲。「You’re Rollin’ Thunder 」から「HA」への流れが本当に最高だなぁと。

18 TOWN – 吉田美奈子

これぞ不朽の名作。アルバム通して素晴らしいですが、特にリード曲の疾走感と力強さには、魂震えるとか震えないとか…。

19 タイムマシンにおねがい – サディスティック・ミカ・バンド

ビートルズ、ピンク・フロイドなど名だたるアーティストを手がけたクリス・トーマスのプロデュースによるセカンドアルバム「黒船」に収録。誰もが認めるSMBの代表曲！

20 個人授業 – フィンガー５

和製ジャクソン5的な沖縄の兄弟グループ。好きな先生をじっくり観察してるアブナイ小学生の心境がよくよく聴くとコワイw そういえば、三浦大知がいたフォルダー5も沖縄だね。

21 木枯しに抱かれて・・・ – THE ALFEE

きょんきょんの代表曲ですが、作詞・作曲者のたかみーがTHE ALFEEでもカバーしてたんです。こんなに悲しい歌詞なのにふわふわと昇天するようでクセになる～。

22 ルビーの指環 – 寺尾聰

イントロからしてシブいのに、あきらの鼻にかかったような「くぅ〜もぉほ〜りぃ〜っぐぁっらっすぅの〜」って歌い出しにシビれる。

23 窓を横切る雲 – 笠井紀美子

ジャズ・シンガー笠井紀美子がロックに挑戦した名作アルバムに収録。大野雄二作曲でギターを鈴木茂、ベースを細野晴臣が担当。プロデューサーかまやつひろしの人徳が伺える一曲！

24 時間よ止まれ from ALL TIME BEST ALBUM – 矢沢永吉

もともと資生堂のCMソングとして作成され、録音には坂本龍一・後藤次利・高橋幸宏と錚々たるメンバーが参加。時代を超えた名曲です！

25 スポーツマン (2019 Remastering) – 細野晴臣

テクノ歌謡の草分けともいえる細野さんによる、超軽快4つ打ちサウンド。まったく古くささを感じさせません。お見事です。

26 DOWN TOWN – Tahiti 80

山下達郎、大貫妙子がメンバーの伝説的バンドSUGAR BABE。イントロだけでもワクワクする名曲！ で、これをカバーしたTahiti 80の日本語がうますぎる（笑）。

27 DEJA VU – AB’S

イギリスで12インチが発売されたことで人気がでた逆輸入曲。いい曲は国も時代も超えるんです。

28 恋に落ちて – 小林明子,イム・ヒョンジュ

日本が誇る至極の不倫ソング。これをスナックで歌うとおっさんに絡まれること間違いなし。お気をつけあれ。