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2020.4.23 Thu

ロックダウンは未来への準備期間に! チャーリーXCXから学ぶ「おうち時間」のクリエイティブな過ごし方。

write_ Tina

ロックダウンは未来への準備期間に! チャーリーXCXから学ぶ「おうち時間」のクリエイティブな過ごし方。

緊急事態宣言が発動されてから早3週間。そろそろ「おうち時間」のマンネリ化に悩み始めている方も多いのでは? 「コロナブルー」なんて造語ができているくらいですし、私もまさにそうでした。でもせっかくたっぷり時間があるならボーっとせずに有効活用するに越したことはないし、ここはひとつ吹っ切れてコロナ収束後に向けた準備期間として過ごしてみるのもひとつの手かもしれません。

例えば、今月始めに突如Zoom上で発表され話題になったチャーリーXCXのアルバム制作プロジェクトをご存知でしょうか? ロックダウン中に家にあるものだけを使っていちからアルバムを制作するニュープロジェクトを始動し、「リビングでなんでも出来るのよ」と前向きな姿勢を示しています。

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ok so i’ve decided to select image number 2 as the basis for the artwork for “Forever”. Thanks everyone for helping me decide 💕 i am really excited to announce that I will be making 3 official artworks for this song and am honored that @sethbogartofficial @carolineplz and @regards_coupables will each be interpreting this photo in their own way to create 3 unique pieces of “Forever” art. Im such a fangirl of all three artists and to collaborate on artwork like this is a new experience for me. I like the idea that the visual language for this project can be interpreted by however someone feels towards the music. The music and the emotions that are generated guide the creative output and anything is possible 🖤 my idea is to be able to auction all the pieces of art created through this album process once the album is release and donate the money to a charity who are actively helping people through this current global pandemic 💓

Charli(@charli_xcx)がシェアした投稿 –

自宅でレコーディングを行い、お籠りメイトの彼氏にアートワークを協力してもらったり、ビジュアル・アーティストと遠隔で連絡を取ったり。そしてときにはファンともアイデアを交換し合いながら、「おうち時間」独特の一体感のもとアルバム制作に励んでいる模様です。なんだかひさしぶりにデビュー初期の彼女のDIYテイストが戻ってきそうな予感がして、すでにワクワクが止まりません!

ちなみにそのプロセスは随時彼女のSNS上でオープンにシェアされており、先週末にはついに新曲「Forever」のMVが公開されました。

これがまたおもしろくって! ファンから集められた家の動画、思い出の動画がひとつの作品に繋がれているのです。皆さんも家でなにもすることがないとき、ひたすら写真フォルダや過去のストーリーズを見返して思い出に浸ってみたり、子供のときの宝箱を開けてみたりしませんか? このMVはまさにそれをギュッと濃縮した感じで、実にエモーショナルに仕上がっています。

そんな心温まる彼女の新曲も収録予定のニューアルバム「How I’m Feeling Now」は5月15日にリリースされるそう。またリリース後は、アルバムの売り上げをコロナと戦う人々へ寄付することも考えているとインスタグラム上で語っていたので、その手の情報もいずれ正式に発表されるかも?

ロックダウンの限られた環境でもできることはいっぱいあるし、むしろ限られた条件だからこそ、いままで以上にクリエイティブを発揮できるかもしれない。そんなポジティブな姿勢を示してくれる彼女の取り組みには今後も目を離せませんし、やっぱりさすがだな〜と感服です。みなさんも、アルバム制作までとは言わずとも、ずっと忙しくてできなかった勉強だったり、エクササイズをして自分磨きしてみるなど、いずれコロナが収束したときのための準備期間としてなにかに新しくトライしてみるのはいかがでしょうか? きっと「おうち時間」を制したものがポスト・パンデミックの明るい未来を勝ち取るのかもしれませんね!