TWO SIDE OF HER #3

ワタシ流の２つの着こなし。

Photo_SOPHIE ISOGAI (KiKi inc)　
Styling_Yoko Irie (TRON)　
Hair_UCO (The VOICE)　
Make-up_DAKUZAKU (TRON)　
Text_Yuichiro Tsuji

JAPANESEENGLISH

時代の動きを正確にキャッチして、
常に新しい発見をわたしたちに与えてくれる〈ジャーナルスタンダード（JOURNAL STANDARD）〉。
いつもユニークな提案を届けてくれるのは、センスのある魅力的なスタッフが集まっているからに他なりません。
仕事も遊びも、常に全力投球。そんな彼女たちの“二面性”を表現するかのように、
ひとつのキーアイテムを軸に、表情の異なるコーディネートを披露してもらいました。
〈ジャーナルスタンダード〉のオフィシャルサイトと連動して、２つの着こなしをご紹介します。

KEY ITEM_LACE LONG SKIRT

繊細なレースが目を惹く〈ジャーナルスタンダード（JOURNAL STANDARD）〉のロングスカート。
ペチコート付きのアイテムですが、
パンツスタイルやワンピースのレイヤードスタイルに使うのもアリ。
自由な発想でファッションを楽しみたい一着です。

INTERVIEW with

MAKO HATAYAMA JOURNAL STANDARD FMD

取り入れたいスタイリングテクニックにあふれる着こなし。

ー畑山さんは「ジャーナルスタンダード」でどんなお仕事をしているんですか？: フィールドマーチャンダイザー（FMD）という役割を任されています。本部と店舗のあいだに立って、お互いのコミュニケーションがうまく取れるようにする役目なんです。両者の伝えたいことを上手に汲み取って、効果的なお店づくりができるようにしています。意見が一方的になってしまうと、いいお店づくりはできませんから。
ーお仕事をしているときはどんな服を着ることが多いですか？: 仕事柄、新作のお洋服を着ることが多いかもしれません。オリジナルのアイテムもかわいいんですけど、背が低くてサイズがあまり合わないので、セレクトブランドのアイテムが多くなって。おすすめは〈リト（RITO）〉とか〈アールサーティーン（R-13）〉。どちらも大人っぽくて、かわいいというよりは洗練されたクールな印象なんですが、それをカジュアルに着崩すのが好きです。素材使いや、気の利いたちょっとしたデザインも魅力。ぜひお店で見てください。
ー今回挑戦してもらったスタイルは、ブラック×ホワイトのモードな雰囲気が特徴的でした。: ワンピースとフード付きブラウスの組み合わせというのが意外なのに、さらにスカートをレイヤードして裾からレースを覗かせています。スタイリングに奥行きがあってすごいですよね。ベレー帽やウェストポーチを合わせて90`s的な要素をプラスしているところも、どこかカルチャーを匂わせていて素敵でした。あと、フードとウェストポーチでちょっとだけスポーティーなニュアンスも感じますよね。色んな要素をミックスしているのに、コーディネートにはまとまりがある。盗むべきスタイリングのテクニックが、このコーディネートにはたくさんある気がします。
ーメイクはすこしだけ女の子っぽさがありましたね。: 普段はキリッと引き締まりのあるメイクをすることが多いので新鮮でした。眉を強調してくれたのと、上唇の山がすこしだけ大きくなるようにリップを塗ってくれて。あと、リップの色が気になりましたね。ピンクやレッドといった定番のカラーではなくて、パープルとピンクが混ざったような色を塗ってくれて。いまはそういったちょっと変わった色のリップが流行っているそうなんですが、スタイリングの雰囲気にマッチしていていいなぁと思いました。
ー普段コーディネートを決める上で畑山さんが意識していることってありますか？: 30代になってあまりがんばり過ぎないことを意識するようになったかもしれません。キメキメのスタイリングよりも、どこか力の抜けたコーディネートをすることが多くなったように思いますね。レイヤードもあまりしないし、デザイン性が高くてデコラティブな服もあまり着なくなりました。大人になったので、サラッとナチュラルにおしゃれを楽しめたらいいなぁと思います。
ー季節はすでに春ですが、今シーズンはどんなスタイルやアイテムに注目していますか？: なぜか色物が気になるんです。オレンジとかレッドとかイエローとか。もともとモノトーンが好きだったんですけど、それに飽きてきたのかもしれないですね（笑）。春らしいしポップなカラーがいまは気分です。最近は赤いスエットを買いました。サイズはちょっと大きめ。それを短い丈のスカートに合わせて楽しんでいます。この春はもっと色物のアイテムを増やして、もっとカラーコーデに挑戦したいですね。; 〈ジャーナルスタンダード〉スカート￥19,000＋TAX（ジャーナルスタンダード表参道 03-6418-7958）

〈ハウスオブラファイエット〉ベレー帽￥15,000＋TAX、〈アデリンカシュー〉ピアス￥31,000＋TAX、〈テラ〉シャツ￥32,400＋TAX、ワンピース￥31,600＋TAX、〈バッグインプログレス〉ポシェット￥13,000＋TAX、〈トレードマーク〉ヒール￥85,000＋TAX（ジャーナルスタンダード表参道 03-6418-7958）