友情とリスペクトの賜物。リチャードソンとヒステリックグラマーのスペシャルコラボについて。
誰かと何かを作り上げるとき、ベースとしてそこに熱い友情関係があったら? 議論したりアドバイスをもらったり、言いたいことを言える関係だからこそ最高の何かを生み出せると思うんです。9月12日(土)に発売する〈リチャードソン(Richardson)〉と〈ヒステリックグラマー(Hysteric Glamour)〉のコラボもそんな友情関係からスタートしました。
今回は〈ヒステリックグラマー〉のアーカイブから 「Junkie’s Buddy Powder」と「Rocker」のグラフィックを2型復刻し、Tシャツやロングスリーブ、フーディがラインナップ! テーマに掲げている“イコノクラスムと道徳上の罪”は、両ブランド共通のビジョンです。(イコノクラスムとは悪習の打破や破壊運動などを意味します。)このコラボレーションは長い友情関係へのオマージュであり、再起への希望を込めて作られました。
今回のコラボレーションについて両者は、以下のように語っています。
NOBU (北村 信彦さん)との出会いは、1991年に初めて東京を訪れたときでした。80年代後半からロンドンの若者達の間で、過激なグラフィックが物議を醸し出したTシャツが流行っていて、街中でよく見かけていました。彼がそのT-シャツを作ったことをその時に知りました。彼のブランド、ヒステリックグラマーをきっかけに、私は東京のストリートカルチャーに触れていきました。当初のヒステリックグラマーは、企業のロゴをひっくり返し、性的規範、資本主義、いわゆる当時の西洋のモダニティを覆した手法を使った表現をしていて、それがとても新鮮でした。1998年に私がリチャードソン マガジンを始めたとき、ヒステリックグラマーは一番に広告を入れてくれました。その後も定期的にコラボレーションを続けています。
RICHARDSON Andrew Richardson
80年代後半から90年代中期までは、僕にとってとても重要な時期でした。ブランドを通じて知り合ったロンドン、ニューヨーク、L.Aの気の合った友人達とファッションだけに留まらず写真、アート、音楽カルチャーを絡めた新たな行動を模索し独自の存在を確立した時期でした。Andrew Richardsonともその時期に出会いました。私たちは直ぐに意気投合し情報を交換しお互い新しい仲間達の輪が広がりました。そして私たちのその関係は2020年の今でも継続してます。ですので、今回のこのコラボレーションは僕にとっても特別で凄く嬉しい出来事なのです。Andrew ありがとう。。それとこれからもよろしく!
HYSTERIC GLAMOUR 北村信彦
このコメントから互いへのリスペクトを強く感じますよね。しかもマガジンをスタートしてはじめて広告を入れたのが〈ヒステリックグラマー〉だったなんて! そのエピソードもなんだかジーンときちゃいます。コレクションアイテムは9月12日(土)より「リチャードソン トーキョー」及び公式オンラインストアで手に入ります。即ソールドアウトの可能性もあるので、忘れずにチェックしてください!
リチャードソン トウキョウ
電話:03-6455-5885