ファッションの世界でアイコニックな人間はたくさんいますが、ヴァージル・アブローほどその一挙手一投足が注目される人間は珍しい。だからこそ彼が手がけるブランド〈オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）〉は熱狂的ファンが絶えません。

今回新たにリリースしたのが「アウト オブ オフィス」という名のスニーカー。オフィスの外…このネーミングにもかなり惹かれますが、一体どんなスニーカー なのでしょうか？
　
　
　
　
　
　

　
ヴァージルは2020/2021年秋冬のメンズウェアコレクションの一環としてこのスニーカーをデザイン。ストリートやバスケットボール、ランニングなどのカルチャーが混ざり合ったロートップのシルエットは、気品溢れる大人のスタイルを念頭に置いて製作されました。ソール部分をよーくご覧ください！ アウトソールにゲルがはめ込まれているんです。ほかにもベンチレーションホール加工のアッパーやヒールには、一新されたブランドロゴ、またブランドのシグネチャーであるアローロゴが施されています。

さて、気になるのがこのユーモア溢れるキャンペーンフォト。ヴァージル・アブローはフォトグラファーにユルゲン・テラー、モデルにマリア・チャオとシェイフ・ケベというかなりスペシャルなスタッフを採用しました。このメンバーが集められたのもヴァージルの人脈あってこそ！ シュールでありながらもスタイリッシュな写真に仕上がっています。

ユルゲン・テラーはイタリア、ミラノの路上でモデル達を家具に座らせ撮影。キャンペーン画像ではフォーマルとカジュアル、多様性と実用性といった相反する2つの境界が、将来的には徐々に消えていくというブランドの意図が暗示されています。

メンズはパープル、ペールブルー、グリーン、レッド、タンの5色、ウィメンズはグリーン、レッド、タンの3色展開です。コレクションは現在直営店と国内正規取扱店舗にて販売中なので、みなさん是非お店に足を運んでみてください。