〈オープニングセレモニー（OPENING CEREMONY）〉がなんと、2021年春夏コレクションからセレクトショップではなくオリジナルブランドとして再上陸！ カムバックに伴って撮影されたキャンペーンルックとともに、推しアイテムをいくつかご紹介します。

　
2021年春夏コレクションのインスピレーション源となったのは、クリエイティブディレクターであるキャロル・リムとウンバルト・レオンの子どもの頃の記憶。コロナ禍で中止になってしまった、彼らの故郷の風物詩である“Tournament of Roses（トーナメント・オブ・ローズ）”というパレードを讃える、バラのモチーフを使ったアイテムが登場しました。総柄プリントや刺繍などさまざまなアイテムに、彼らのホームタウンへの愛と、バラの祭典を慈しむアティチュードが表現されています。

　
マッスル・プリントのアイテムも印象的。COVID-19が蔓延したことをきっかけに、世界中で健康とウェルビーイングについて話し合うことが増えました。〈オープニングセレモニー〉は、解剖学的な筋肉のグラフィックを通して、身体を大切にすることの重要性を伝えています。インパクトのあるスケルトンコーデを完成させることができる、メンズラインのセットアップがイチオシ！

　
冬の装いへのオマージュとしてのアイテムも多く登場しています。深みのある配色でぱっと見秋冬のアイテムのようですが、フェイクレザーやエンボス加工が施されたものなど、軽い素材でできています。こちらのルックのレザーエフェクトスカートは、マーメイドラインの裾に施された大胆なカッティングが特徴。乙女心をくすぐるボディコンシャスなデザインが魅力的です。

ちなみに、コレクションムービーでは、部屋の中で思い思いにくつろぐ若者たちの姿が描かれていて、春夏コレクションのアイテムをどのように日常に取り入れるかが提案されているので、そちらもぜひチェックしてみてください！