ガールフイナムでも度々撮影をお願いしている、成田英敏さん初の写真展「壊れめの白さ」が開催中なのでお知らせさせてください！

成田さんが作品制作をするうえで大きなテーマに掲げているのが、ひとの感情がダイナミックに動く境目と、そこに至るまでの微妙な遷移。そして今回の「壊れめの白さ」は「壊」という文字の起源に関する一説に共感を覚えたところから始まっています。

写真は“ゲット”する感覚が重要で、ひとつのモチベーションでもあるのだとか。今回の制作の過程では、フィルムのように写真を透かしてみたり、日本画の手法でパネルに貼り付けたりすることで、写真が変容していく様を表現。それぞれの最適な形となっていく様子に、新たな感慨が湧いてきたそう。

そして、写真がデータとして世に出ていく喜びとはまた違った、本当の意味で写真を“ゲット”できたような感覚があり、初めて展示することを決めたとのことでした。

会場は渋谷のstacks bookstoreで、10月22日（日）まで開催しています。

期間中、成田さんもほぼ在廊しているみたいなのでぜひ直接お話を聞いてみてください！