多くのファッション誌や広告で活躍するフォトグラファーの後藤啓太さんが、自身初となる写真集『N°01_engawa BEIJING/BERLIN』をリリースします。それに合わせて、銀座の「アートギャラリー石」にて個展を開催！

実は『ガールフイナム』でもあの記事やこの記事を撮影してくださっている後藤さん。これまでメディアで見せてきたファッションフォトとは趣を変え、今回はプライベートで北京とベルリンを訪れた際に撮影した写真を掲載しており、彼はそれらの作品に対してこのような言葉を添えています。

「自分が魅かれる風景、人、もの、場所など、ついカメラを向けてしまう被写体には、必ず“なにか”が宿っていると思っていて、わたしはその見えない“なにか”に呼びとめられるので、その“なにか”を知りたくて写真を撮っていた気がする。

写真集『N°01_engawa』では、白昼夢のような、まるで縁側でうたた寝をしてしまったときにみる夢のような断片を集めた。無意識と意識下のあいだにあるもの。目にみえるものとみえないもの。これは得体の知れない“なにか”を撮った記録である」

第一線で活躍するフォトグラファーが、“なに”に魅かれてシャッターを切っているのか。写真集を手に取るのはもちろんですが、ぜひ展示会場で、その目で確かめてください。ちなみに、このあとは大阪のセレクトショップ「IMA:ZINE」に場所を変えて3月30日（土）から一週間程度開催される予定。そちらでは東京での展示作品に加え、後藤さんが日本で撮影した作品も合わせて展示されます！