五感で酔おう! 自宅で作れる“ノンアルカクテル”のすすめ。
#06: STRAWBERRY
お酒が苦手なひとはもちろん、「飲みたいけど今日はお酒を入れないほうがいい!」というときの
新しいドリンクの選択肢としてぜひとも提案したい、“ノンアルコールカクテル” 。
美味しいゴハンとお酒によって生きながら得ている担当編集が(勝手は承知で)日々思っていたことのひとつ。
アルコールが苦手な友人が、ワンドリンク制にしたがって仕方なく飲む水やウーロン茶ほど勿体無いものはない気がするのです……。
フレンチレストランで料理にあった独自のノンアルカクテルを提供しているワインソムリエ 戸澤さんが、そんな想いに応えてくれました。
ガールフイナムだけに、毎月異なるフルーツを使ったノンアルカクテルのレシピを教えてくれます!
美味しいものをより美味しくしてくれる一杯とともに、罪悪感なく酔いましょう。
Photo by Sio Yoshida
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「ラ・ボンヌターブル」ワインソムリエ
戸澤祐耶さん
銀座、三軒茶屋のレストラン、ワインバーを経て現職のフレンチレストラン「LA BONNE TABLE」にてマネージャー、シェフソムリエを兼任。ワインソムリエとして活躍しつつ、独自の考えのもと生まれるノンアルコールペアリングのパイオニアとして知られる。趣味は釣り。特にメジナ。
教えてくれる人
——— Pick up Monthly Fruits
> STRAWBERRY
街にイルミネーションが輝き出して、すぐそこに迫るクリスマス。ホリデースイーツたちのラストトッピング(トリ)を担ってやまない苺が今回の主役。その艶めく赤色の愛らしさときゅっとした甘酸っぱさが、小ぶりながらあらゆるスイーツに欠かせないアクセントを添える。スイーツ界におけるど定番なショートケーキだって、苺がなければ成立しない。栽培技術の向上によって、冬から春にかけて長きにわたって旬を味わえます。
——— DECEMBER’s
———?Non-alcoholic Cocktail
“スパイシー・
ノンアル・ホリデー!”
お酒も苺も、より身近でハッピーな存在に感じられるホリデーシーズン。飲めないときだって飲めないひとだって、両者を感じられるスペシャルな一杯が完成です。隠し味はタバスコとコショウ! ひとつまみ加えれば、甘酸っぱい苺に時折ピリリと効いてくる刺激と香り。スパイスとの意外な好相性がどこかエキゾチックな奥行きをもたらします。
——— Recipe
> 材料
いちご 3個半
クランベリージュース 80ml
タバスコ 2、3滴
コショウ 少々
> つくり方
- 1
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- 苺を半分にカットして、1/2をグラスに入れておく。
- 2
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- 残りの苺3つと氷2つをブレンダーにかけてグラスに注ぐ。
- 3
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- タバスコ&コショウで辛味と香りをプラス。
> 戸澤さん MEMO
みんな大好きなフルーツ、苺で12月のカクテル……、と考えたら、甘さの中にサプライズのある、パーティなんかにも似合うようなちょっぴり刺激的なドリンクが生まれました。ちなみに香りの観点で見ると、コショウには苺と同じ成分が含まれていて相性がいいことは実証済み。ほどいい酸味と刺激は赤身のお肉料理なんかにもよく合いますよ。
INFORMATION
LA BONNE TABLE
東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 1F
lunch 11:30~15:00/dinner 18:00~23:00
月曜定休
03-3277-6055
labonnetable.jp