piknic
cultural-arts complex | day 3
194 Namchang-dong, Jung District, Seoul
closed on Mon, 10am-6pm
1Fのカフェに入ると、思わず「わぁ」と声を出してしまうほど美しい光景があった。奥行きのある店内、天井いっぱいに連なるシャンデリアと、同じく連なるたくさんの赤い半透明のチェア。
最終日となったこの日もほんとうにいい天気で、席に着けばテーブルの上の紅茶も、頭上も、足元も、どこを見ても陽の光を受けてきらきらと輝いていた。
カフェスタッフのお兄さん(portraitsで登場)はとても親切で、「寒いのでよかったら」とノンアルコールのサングリアをサービスしてくれた。
長テーブルの端で腕を組む、諜報部員みたいないでたちのふたりは、実はB1のショップのディレクターだった。
「もう出るから、この席どうぞ。ここが一番光がきれいだから。」
と声をかけてくれた。
おやさしい。勝手に怪しんでごめんなさい。
「これは撮っちゃダメだよ」と、テーブルに広げていたのがショップの図面であることが何よりの証拠。ジェントルなおふたり。
後ろが詰まっていたのでギャラリーは観れずじまいだったけど、
きっと半日は余裕で過ごせてしまう。
次回はカフェのキラキラへのたかぶりを抑えて、時間とともに陽が動くのを感じながら優雅に読書でもしたい。