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断捨離して、ファミマでフードドライブする朝。
断捨離して、ファミマでフードドライブする朝。

Food Drive to FamilyMart.

断捨離して、ファミマでフードドライブする朝。

2022.10.31

事情は何であれ、つい多めに買い溜めてしまい家に残る、食べきれない食品。
ここに眠っているくらいなら、必要としている他の誰かのためになって欲しい!
そんなときに思い出したい「ファミリーマート」でできる「ファミマフードドライブ」。
実際に体験したビデオグラファーMarinaさんと、中目黒のカフェ「ブレックファースト クラブ」に
それぞれができることについてお話いただきました。

Photo_Kotetsu Nakazato
Text_yae

フードドライブって?

家庭で余った食材を寄付し、援助を必要としている人や施設の元へ届ける社会貢献システム。2021年4月から「ファミリーマート」の一部店舗でも、「ファミマフードドライブ」として食品の回収が始まりました。フードロスを減らすと同時に、困っている誰かの助けにもなる、思いやりが循環し成り立つ取り組みです。

「ファミマフードドライブ」へ持っていける食品ルール

・未開封で破損していないもの。
・賞味期限が2ヶ月以上が明記されているもの。
・常温保存ができるもの。

今回は、ファミリーマート大田南馬込六丁目店へ行ってきました!

CASE 1
BREAKFAST CLUB Tokyo

(カフェ)

今回のフードドライブにはスタッフとしてお店で働くイーチンが参加!
インタビューにはオーナーのLuliさんが答えてくださいました。

余りものがなくても、寄付する感覚で。

ー普段からフードロスが出ないように、お店で心掛けてることはありますか?
もちろん! うちは保管場所がすごく限られているので、発注の仕方を細かくし、必要な量の食材のみ仕入れるようにしています。
ー過去にお店に伺ったとき、限られたスペースのなかでのメニューの多さに驚いた印象があります。
多くない食材の数でも工夫して、同じものを使って違うメニューの展開を増やすようにしています。そうすると、おのずと無駄になるような食材は出てこなくなるので。
ーでは、今回の「ファミマフードドライブ」には何を?
お店のなかで余るものはとくにないので、パスタや小麦粉などを寄付するような気持ちで持って行きました。「余ったもの」というフォーカスだけでなく、「協力をする」という形でフードドライブに参加するのも、ひとつの使い方かと思います。
ー余りものを届けるだけでなく「寄付」のような使い方もありなんですね!
寄付をするということは簡単なようで、なかなか実行に移すのは難しいものです。まずはそれがどこでできるかを知らないと、結局何もできずに終わってしまう人もいると思いますし、そんなときに「ファミリーマート」のような身近なコンビニが代わりにものを届けてくれる場所になってくれるのはいいですよね。
ー確かに。
忙しくても日常の生活のなかで「あ、これ余ってるから持って行こう。」っていう気軽さが寄付するには必要だと思うので。
ー最後に、身近な「ファミリーマート」でフードドライブができるってどうですか?
興味がある人はたくさんいると思うので、まずはもっとたくさんの人に知ってもらえるといいですよね。この記事をきっかけに寄付を始める人が出てくるかもしれないし、そんな風に知られるきっかけがどんどん増えたらいいなと思います。

CASE 2
前川まりな

(ビデオグラファー)

日常に潜むフードロスを振り返るきっかけに。

ーフードドライブという取り組みについてもともと知っていましたか?
聞いたこともなかったです。今回体験して初めて知りました! 日常でどうしても余ってしまった食べ物を捨てるときは胸が痛かったので、それを誰か必要としてる人に届けられるのはいいシステムだなと思いました。
ー普段の生活のなかで、フードロスが出ないように取り組んでることはありますか?
自宅で自炊するときは食材を余って腐らせないように必要な分だけを買うようにはしていたり、そもそも沢山食べられる体質ではないので、外食でも最初から「ご飯少なめで」と言うようにしています。
ーそんななかでも、”しかたなく”処分してしまうようなものはどんなもの?
例えば、家によく友達が集まるので「もう一杯飲もう」と言って買い込んだ飲み物やスナックですかね? 結局食べきれず、食べないまま賞味期限が過ぎてしまうことは、たまにあります。あとは、せっかくいただいたけれど好みではないお菓子とか。なので自分自身も贈り物では、お菓子を選ばないようにしています。(笑)
ービデオグラファーのお仕事上、撮影現場などでも?
準備された食べ物が余ってしまってる場面はよく目にしますね。現場では持って帰れるものは持って帰りますが、そういうときに誰も手を出さなかったものをフードドライブに出せたらいいですね。
ー今回は実際に何をフードドライブへ?
コロナのときに区から届いた段ボール一杯分の支援物と、家に眠っていた未開封の紅茶です。支援物には、パスタソース、グルテンフリーのパスタやお菓子が入っていました。
ーなるほど。そういった物資は選択の余地もなくランダムに届くので、余りがちかもしれませんね。
消費できずに置きっ放しの人は多いと思います。あとは、既に予備を買っているのに、間違えて買って被ってしまった調味料とか、友人が家に来たときに持って来てくれた差し入れの品は、手を付けずにおきっぱなしにしがちかも…。
ーわかります。そんなときにフードドライブの存在を知るだけで気が楽になりそうですね。ちなみに以前は知らなかったとのことですが、今回実際に体験して身近に感じることはできましたか?
はい。これからも近くのコンビニでやっていたら活用したいし、実施している店舗がもっと増えたらいいなと思います。とても簡単なので、周りの友人にも勧めていきたいです!