FANTASTIC FOUR

THE Dallas

ザ・ダラスのワンピース

ちょうどいい「私」。

正直Tシャツ＋デニムだけでは成立しない年齢なのですが、夏のクローゼットはその二種ばかり。そんな「ザ・王道アメカジスタイル」を程よく年相応なテンションにしてくれるのが〈ザ・ダラス（THE Dallas）〉のアイテムたち。デザイナーの田中文江さんの、大人の感性の中にヴィンテージ愛が見え隠れしているところが私にとって取り入れやすい一番のポイントなのではと思います。展示会でひと目ぼれしたこのワンピースは、個人的にも大好きで集めているウエスタンシャツを大胆にサテンベース✕開襟✕スリット入りのロング丈にしているところがツボすぎです。また、〈ザ・ダラス〉のラインナップの中でも人気のベルト類は、これまでコルセット的な幅広のデザインが多かったですが、この細めタイプはさらっと使えて活躍しそう。秋冬の初ランウェイも感激の力強さだったので、いまから展示会が楽しみでなりません。

ワンピース ¥51,000+TAX
ベルト ¥31,000+TAX
4k
03-5464-9321

NEXUSVII.

ネクサスセブンの「KATE」Tシャツ

ごたくは並べなくていい。

久々に古着じゃなくて欲しいTシャツに出会いました！ Tシャツのグラフィックはとにかく「好き！ 以上！」というひと言であれこれ語るのはナンセンスな気もします。が、文字数もあるので少し踏み込むと、現在、元・渋谷PARCOの壁面に『AKIRA』のコラージュを手掛けた河村康輔さんがアレンジしたケイト・モスの作品をこのタイミングでリリースするところが攻めてて本当にカッコいい!! いいなと思うメンズブランドはたくさんありますが、中でも〈ネクサスセブン（NEXUSVII.）〉の真摯なものづくりと細部まで突き詰めたディテールはまさに「性別を越えて欲しくなってしまうもの」。これもデザイナー今野智弘さんのヴィンテージへの造詣の深さによるもの（くわしくはフイナムの「古着サミット」で！）。まぁ服は語るより着ようぜ！ ということで、この夏のベストTシャツとして着倒したいと思います。

Tシャツ ¥8,000+TAX
（有）ニュートラックス
03-5771-4776
NEXUSVII.jp

ASICS✕emmi

アシックス✕エミのタイツ

走る気持ちの後押しに。

今回のテーマが決まっていちばんに浮かんだ、世界に誇れる日本ブランドといえば〈アシックス（ASICS）〉。冬の暴飲暴食の爪痕が消えずに春からランニングを始めたんですけど、隅田川沿いを走っているので毎回「ASICS CONNECTION TOKYO」の前を通るコースなんです。で、ランナーたちのスタイルを横目でチェックするのですが（職業病）、去年リリースさされたこの〈アシックス〉のブランドネームを大きくあしらったタイツの人がうらやましすぎて！ 再販しないかなぁと思っていたところ〈エミ（emmi）〉とのコラボで7/8丈のアイテムが限定発売されているじゃないですか！ 〈アシックス〉のヘキサゴンロゴ入りのシリーズはスポーツシーンだけではもったいないくらい洗練されたデザインばかりなんですよね。これを手に入れたら私のアスレジャーデビューも間近かと！

タイツ ¥7,500＋TAX
アシックスジャパン株式会社 お客様相談室
0120-068-806

TTT_MSW

ティーのシャツとバッグ

不良の街に生まれて。

先日の東京ファッションウィークの中でも心がざわついたのが〈ティー（TTT_MSW）〉。あれ、なんかヤバイ人たち来ちゃった？ 的なクセのあるモデルたちが集結し、映像からステージまで圧巻のパフォーマンスでした。（まさに“オジキ”みたいなおじいちゃんもいたし）。神奈川のゲットーのような街で育った私としては、ファッションは美しいものだけを見せてくれるより、ちらりと悪趣味な表情をのぞかせるような二面性のあるブランドに心地よさを感じます。で、今シーズンだと欲しいのがこの２つ。シャツはワークっぽいストライプに切り替えを足すことで、とたんに洗練された美しい表情が現れているところが好き。バッグはラインストーンのチェーン✕クロコダイル地を組み合わせたとことん悪い表情がたまんないです。24歳の若きデザイナーが見せてくれる世界から今後も目が離せません！

シャツ ¥45,000+TAX
バッグ ¥18,000+TAX
カンナビス
03-5766-3014

HYKE

ハイクのスリーブレストップス

男目線でもやっぱりかっこいい。

男目線でも本気で「かっこいい」と思えるウィメンズブランドってそうそうないのですが、〈ハイク（HYKE）〉はその数少ないうちのひとつにして筆頭。今季からスタートした〈ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）〉とのコラボしかり、メンズラインをつくってくれないかと本気で思っています（前身である〈グリーン〉時代に〈グリーンマン〉名義でメンズアイテムを出していたので、デビュー以来密かに期待し続けているのですが…）。で、〈ハイク〉の十八番といえば、やっぱりミリタリーアイテム。ミリタリーウェアの特徴は残しつつも荒さを抜いた、女性らしさと品を感じさせるアレンジはさすが！ これ一枚着るだけで着こなしがピリっとしそうだし、なんか“できる女”って感じがします。

トップス ¥28,000+TAX
ボウルズ
03-3719-1239

EFILEVOL

エフィレボルのプリントTシャツ

懐かしの90年代風イラスト。

先日公開したTシャツ企画をご覧いただければわかる通り、今季はおもしろいTシャツがたくさん。〈エフィレボル（EFILEVOL）〉のTシャツは、デザイナーが90年代に街中の美容室でみかけたイラストからインスパイアされたそう。このベタっとした色使いとタイトなミニドレスを着たセクシー美女モチーフが時代感をうまく表現していますよね。きれいなお姉さんとホテルのラウンジでシャンパン飲む、みたいな！

左から
Tシャツ ¥7,000+TAX、ロンT ¥8,000+TAX
ビン
03-6416-0634

WACCOWACCO

ワッコワッコのリメイクバッグ

某ブランドのトラックジャケットがバッグに。

『フイナム』の小牟田編集長が、「絶対チェックすべき」と太鼓判を押していた〈ワッコワッコ（WACCOWACCO）〉。見てみると、チェック柄でおなじみの某ブリティッシュブランドのギャバジンファブリックを使ったバッグがめちゃくちゃかわいいじゃないですか！ しかも、1999年までに製造された旧タグ仕様のトレンチコートのみを選ぶというこだわりぶり。ここら辺の蘊蓄はいかにも男受けしそうな感じですが、モノとして単純にかわいくないですか？ そして次のFifth collectionでは、オレゴンに拠点を置く某スポーツブランドのトラックジャケットを再構築。チェーンバッグなのに生地はスポーツウェアのオールドファブリックというミスマッチ感は、ほかのブランドのバッグでは味わえません。

バッグ ¥42,000+TAX
WACCOWACCO
info@waccowacco.com

REPRODUCTION OF FOUND

リプロダクション オブ ファウンドのロシアンミリタリートレーナー

一周してから辿り着くスニーカー。

先日、オリジナルの〈ナイキ（NIKE）〉のダンクを買いました。いまから30年以上前の1986年製。こうもスニーカーが流行っていると話題性のあるモデルは日に日にリリースされていますが、人と被るのもまた事実。となると、誰しもが飛びつくわけではない“通っぽさ”がほしくなってしまうんですよね…。〈リプロダクション オブ ファウンド（REPRODUCTION OF FOUND）〉は、そんなスニーカーをつくっているブランド。これは1990年代にロシアで製造されていたミリタリートレーナーをベースにしていて、一瞬「アディ◯ス？」と思わせるライン使いが特徴です。でもよく見ると4本線という（笑）。古着との相性は言わずもがな、ハイブランドのハズシとしても使えますし、人と被らないスニーカーを探している方いらっしゃれば、ぜひ！

スニーカー ¥15,800+TAX
アイ ファウンド
03-6434-7418

ayame

アヤメのサングラス

顔になじむコロコロサングラス。

初夏の陽気が続いた5月、既に紫外線の強さをビシバシ感じていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか？ 目から日焼けする説は信憑性があり、そろそろ私もサングラスがほしいなぁと思って選んだのが〈アヤメ（ayame）〉のアイテム。温故知新をもとに、いつの時代も色褪せない形の創造を目指して質の高い製品を追求する日本製のアイウェアブランドです。2010年に創業して以来、2016年には〈スワンズ（SWANS）〉と協業したスポーツサングラスがアイウェアオブザイヤーを受賞するなど、自社ブランドだけでなく国内外のアイウェアデザインやディレクションにも活躍の場を広げているそう。すごいなぁ～。日本代表感ある！ こちらは定番の「NEWOLD」をベースに、リムを太くして丸みを持たせた一本。適度にボリューミーなフレームのコロコロと丸みのある雰囲気から「KORO」と名付けられたモデルです。見た目同様のキュートなネーミングにほっこり…。落ち着いたべっ甲のフレームがサングラス初心者の私の顔にもすんなりとなじんでくれそう！ これで安心して夏を迎えられます。

サングラス ¥30,000+TAX
株式会社アヤメ
03-6455-1103

White Mountaineering

ホワイトマウンテニアリングのマルチストライプポロシャツ

近寄って見てくださ～い！

数あるドメスティックブランドのなかで、ここ10年いちばん展示会に足を運んでコレクションの変遷を見てきたと思うのが〈ホワイトマウンテニアリング（White Mountaineering）〉。東京コレクションでのショー、パリコレクションの発表など、印象に残っているトピックスはいろいろありますが、個人的にうれしかったのが2014年にウィメンズラインがスタートしたこと。それまではメンズのサイズ1を着ていたんですが（それはそれでかわいいんですよ～！ ）、ウィメンズならではのデザインは袖を通すとやっぱりテンションが上がります。今シーズン展示会でオーダーしたこちらのポロシャツもそんなアイテムのひとつ。深く開いたえり元（首がすっきり見える♡）と、裾にスリットが入ったリラックスシルエット（ゆるめのサイズ感重要！）が気に入っています。オリジナルのランダムマルチストライプ柄の中には、さりげな～くブランドロゴが入っているところもポイント！ 薄着の季節はコーディネートがシンプルになりがちなので、この夏大活躍してくれそうです。

ポロシャツ ¥21,000+TAX
ホワイトマウンテニアリング
03-6416-5381

NEEDLES

ニードルズのH.Dパンツ

サムライパープル。

スカートよりもパンツを穿くことが圧倒的に多いんですが、そんな私なりに「パンツの日本代表は何だろう？」と考えてみました。5秒ほど目を閉じて真っ先に思い浮かんだのが〈ニードルズ（NEEDLES）〉の「H.Dパンツ」。ネペンテスの創業者である清水慶三氏がデザイナーをつとめる同ブランドの、言わずと知れた人気アイテムのひとつです。10秒目を閉じて考えても自分のなかの選考委員の意見は満場一致でした。これしかありません！ フロントが大きく膨らんだユニークなシルエットが魅力の立体型パンツで、ドローストリングのウエストでストレスがなく、穿き心地のよさにも定評があります。こちらは深みのある紫の会津紬を使用した今シーズンの新作。ブランドのアイコンカラーであるパープルの伝統工芸織物を採用した〈ニードルズ〉のエッセンスがたっぷりと堪能できる一枚です！ サムライブルーならぬサムライパープル。コーディネートに取り入れれば旬な着こなしを堪能できること間違いなしです。

パンツ¥28,000+TAX
ネペンテス
03-3400-7227

Hender Scheme

エンダースキーマのハラコミュール

自分なりの完成品に！

浅草にあるアトリエを拠点に、靴や革小物などを中心としたアイテムを展開する〈エンダースキーマ（Hender Scheme）〉。「人から人へモノは渡っていき、製品になって、それを人が使ってその人なりの完成品になっていく」という想いのもと、プロダクトそのものだけでなく、その背景や過程にも重きを置いたものづくりにファンが多いブランドです。2015-16秋冬シーズンからはパリで個展をスタートするなど、日本代表として海外からも熱い視線が注がれています。毎シーズン楽しみにしているコレクションから個人的に気になってピックアップしたのが、定番のシューズをハラコで製作したこちらの新作。レオパードがかわいいなぁ…♡ アッパーの裏地にはストッパーになる生地が採用され、レザーのソールには刻みが入っているので薄手のナイロンソックスを履いても滑らないのがうれしい！ 夏はさらっと素足で、秋になったら靴下を合わせて履きたいなと思っています。アトリエ近くに新店「スキマ 合羽橋」が6月8日にオープンするとのことで、いまからそちらも楽しみ！

ミュール ¥42,000+TAX
スキマ
03-6447-7448

Mame Kurogouchi

マメのブラウス

ここにマメの魅力がつまってます！

自他共に認める編集部一の〈マメ（Mame Kurogouchi）〉ファンなので、もちろん今回のテーマで真っ先に挙げたブランド。そして、このブラウスは実際に購入済み。ぽつぽつと遠慮がちに施されたノスタルジックで素朴な花の刺しゅうがなんとも言えないかわいらしさで…値段も見ずに即決でした（笑）！ 決め手は刺しゅうだけではありませんよ〜。この服の魅力はレトロな刺しゅうが入っているのに、着てもほっこりした印象にならないところ。そこが〈マメ〉らしい繊細なデザインの妙でして。タックが入ってボリュームのある袖とかなり深いネックライン、サイドに入ったスリットが洗練された大人の女性らしさを醸し出してくれているわけです。細かいところまで行き届いた服を見ると、思わず頬にすりすりしたくなる（笑）。

ブラウス ¥55,000＋TAX
ブランドニュース
03-3797-3673

KUDOS

クードスのニットベスト

先シーズンデビューの注目ブランド！

〈クードス（KUDOS）〉はデビューシーズンから注目しているブランドで、ルールやセオリーに捉われない自由なデザインが好き。服が大好きな子どもが、思いのままに作ったような無邪気さがあるんですよね。だから、デザイナーがパタンナー出身と聞いて驚き。服のルールに一番精通してる人がこんな自由な服を作るのか！ と。それからは〈クードス〉の虜（笑）。今シーズンはこのニットベストに心奪われています。一体どんなふうに編まれて、繋ぎ合わされたのかしらと好奇心を掻き立てられまくる。デニムのようなブルーも絶妙で、鮮やかであると同時に渋さもあるという。途中で縫うのをやめちゃったようなほつれた白い糸はなんだか背景にあるストーリーを想像させるし、〈クードス〉らしいユーモアのある一着です。

ニットベスト ¥68,000＋TAX
エムエイティティ．
info@the-matt.com

TARO HORIUCHI

タロウホリウチのパンツ

理想の女性像。

「女性らしさ」って一口に言っても色々あるけど、私は〈タロウ ホリウチ（TARO HORIUCHI）〉が表現する「女性らしさ」に憧れます。凛とした美しさはもちろん、強さや知性も感じるから。今季はビビットな色使いが加わり、ちょっと遊び心もある女性像になっていてかなりツボでした！ そのコレクションのなかでも特に気になったのが鮮やかな緑のパンツ。総レースとは思えないほど立体的なシルエットで、表情豊かで…さすがとしか言いようがない。タックやしっかり入ったセンタープレス、レースのカッティングを活かしたサイドラインもポイントです。レイヤードされたペチコートが膝上丈なので、思う存分透け感を楽しめるのも嬉しい限り。コーディネートの妄想が止まらない〜！

パンツ ¥68,000＋TAX
株式会社 TARO HORIUCHI
03-6300-4461

AKIRA NAKA

アキラ ナカのワンピース

美しい、の一言。

〈アキラ ナカ（AKIRA NAKA）〉は素材遊びはもちろん、こだわりのあるカッティングや仕立てが魅力のブランドだなぁといつも思います。どの服もすごく構築的で見とれちゃう美しさ。ブランドの原点でもあるのですが、今年の春夏からは改めてそれが色濃く打ち出されていました。そして、ルックが発表されている次のプレフォールでも魅力的なワンピースを発見したのでご紹介。私は店頭に並ぶ前から早々に狙っています（笑）。一見シンプルなのに、ジャケットのように丁寧に仕立てられたコンパクトな身頃や肩のラインが美しすぎやありませんか！ そこに、こんなボリュームのあるプリーツをドッキングさせるなんて。カチッとした上半身に反して、歩くと揺れるプリーツ…もう想像しただけでたまらん！

ワンピース ¥98,000＋TAX
ハルミ ショールーム
03-6433-5395

Name.

ネームのチェックスカート

新生ネームにも期待！

2015年秋冬からウィメンズラインの展開がスタートした〈ネーム（Name.）〉。独創的なパターンと素材使いがおもしろくて、ここ数年お気に入りのブランドのひとつです。このチェックスカートはふわっとした立体的なシルエットが特徴。リネン混のドライな質感がこれからの季節にぴったりだし、しかもめちゃくちゃ軽い！ これだけでインパクト大なので、シンプルな白Tやビーサンみたいなラフなアイテムを合わせたいです。ちなみに、2018年秋冬シーズンからデザイナーが交代したそう。古着のような雰囲気のアイテムが多く、90年代のユースカルチャーのスタイルを強く感じたコレクションでした。新生〈ネーム〉にもますます注目していきたいと思います！

スカート ¥42,000+TAX
ファーザー
03-6416-4860

CHRISTIAN DADA

クリスチャンダダのビスチェ

ガガ以来、追いかけてます。

2011年のMTV AID JAPAN AWARDでレディー・ガガが着用していた衣装、覚えてますか？ イントロから徐々に脱ぎ始めて、最後にはブラとパンツだけになったあの衣装です（笑）！ その衣装を手がけたのが〈クリスチャンダダ（CHRISTIAN DADA）〉のデザイナー、森川マサノリさん。当時、「日本人がガガの衣装作ってるじゃん！ 」と興奮した人も少なくないはず。私もそれがきっかけでコレクションを見て、以来追いかけているブランドです。今シーズンのコレクションでは、このビスチェがどストライクでした。女性らしいセクシーさが、チノ素材やバックのリボンで程よくエレガントにまとまっていると思いませんか！ これは本気で欲しいやつ〜！

ビスチェ ¥29,000+TAX
CHRISTIAN DADA TOKYO
03-6451-1056

THEATRE PRODUCTS

シアタープロダクツのレースワンピース

女心をくすぐられる♡

何年か経って見たときに、改めてその魅力に気づくことってありますよね。私のなかで〈シアタープロダクツ（THEATRE PRODUCTS）〉はそんなブランド。昔はすごくガーリーなイメージが強かったんですが、数年前にプレスの方にインタビューさせていただいた際に、“こんなに女心をくすぐるブランドだったのか！”と思った記憶があります。繊細で女性らしいデザインの服と、ポップな小物がいいバランスでラインナップされていて、思わず「わかってる〜！」 と叫びたくなるアイテムばかり。このレースワンピースもまさにそれ。見た瞬間、一目惚れでした！ 水着の上に着ていたコレクションのスタイリングがかわいかったので、真似してみたいな〜。

ワンピース ¥62,000+TAX
シアタープロダクツ表参道本店
03-6438-1575

matohu

まとふのぞうり

日本人として応援してます！

「いき」や「かざり」など、毎シーズン日本人が古くから持ち合わせてきた美意識をコレクションのテーマとして掲げている〈まとふ（matohu）〉。数あるドメスティックブランドのなかでも、最も日本らしさを大切にしているブランドと言えるのではないでしょうか。今回のコレクションでは、あの伝統的な“ぞうり”をまさかの厚底にするという荒技！ 〈菱屋カレンブロッソ〉とのコラボによるなかなか挑戦的なアイテムですが、撮影時に履いてみたところ、デニムのワイドパンツとも相性抜群でした！ ぞうりは観光客にも受けそうだし、これを履いて〈まとふ〉をより世界にアピールしていきたいです。

ぞうり ¥27,000+TAX
matohu表参道本店
03-6805-1597

Chika KIsada

チカ キサダのワンピース

こう見えて私の大好物なんです。

普段、柄物やレザーなどアクの強い服ばかりを好んで着る私ですが、実はレースやフリル、チュールが大好物！ けれど甘くなりすぎるのは嫌なので自分なりに選ぶときのマイルールがあります。ひとつ目は、いろんな着方ができること。 二つ目はデニムとの相性がいいこと。三つ目はほどよい品感じられること。〈チカ キサダ（Chika Kisada）〉のこのワンピースは条件をすべてクリア。 私の大好きが詰まりに詰まった一着なんです。チュールが繊細で子供っぽくなりすぎず上品に着れるので、黒のキャミソールをインナーに入れてワンピースとしてシックに着こなしてもいいし、Tシャツをインしてデニムと合わせてカジュアルに着こなすのもかわいい！ どんな着方をしようと次々と妄想が広がります♡ 次シーズンはチュールを使ったアイテムが本格的に流行りそうなので、いち早く波にのって、チュールスタイルを楽しみたいです。

ワンピース ¥48,000+TAX
Chika Kisada
03-3373-7493

Y’s Pink

ワイズ ピンクのスカート

私の熱い気持ち。

「実は、ここ最近ずっと追いかけています！ 」と、好きな人に自分の熱い気持ちを打ち明けるような気持ちにさせてくれているのが〈ワイズ ピンク（Y’s Pink）〉の服。前シーズンの春夏のルックを見たとき、独特なカッティングやシルエット、アイテムの合わせ方がとても素晴らしく、一気に虜に。意外にも周りはノーマークの人が多く、服好きの友人たちに〈ワイズ ピンク〉のよさを伝えては、また更に好きになっていくというのが自分のなかでルーティン化してきています（笑）。もちろん、2018年春夏シーズンのアイテムはどれも最高だったんですが、この巻きスカートはいちばん推したいアイテム。ウエスト部分がボタンで調節でき、ボタンを留める場所によって表情が変わるのがおもしろい。一枚で着てもボトムとレイヤードしてもさまになるし、これさえ着てればおしゃれに見えること間違い無しだろうという頼もしさがあります。秋冬の新作もとってもかわいかったので春夏アイテムとともにチェックすることを全力でおすすめしたいです。

スカート ¥44,000+TAX
ワイズ ピンク
03-5463-1540

FUMIKA_UCHIDA

フミカ_ウチダのボディースーツ

私と言えば！ な存在です。

この企画でよくピックアップしている〈フミカ_ウチダ（fumika_uchida）〉はマイワードローブに欠かせない大好きなブランドのひとつ。本当によく着ているので、“私＝〈フミカ_ウチダ〉の服”と友人からは思われるほど（笑）。毎回必ず行っている展示会でも散財しております。実はこのボディースーツも半袖タイプのものをオーダーしたのですが、これがとってもよすぎてノースリーブタイプも購入したいなと（笑）。なにがいいのかって、まずは着心地。リネン素材を使っているのですが、体に驚くほど馴染み、優しくフィットしてくれるんです。ボディースーツなので、ボトムを合わせたときにトップスのもたつきがなく、着ているときもノーストレス！ Uラインのバッグシルエットも開きすぎずでいい塩梅といいますか。ほどよい女らしさを出せるのも好きなポイントです。5月からもうすでに暑いので、半袖とノースリーブの二刀流で夏を迎えたいと思います。

ボディスーツ ¥38,000+TAX
フミカ_ウチダ
03-6416-0619

Lautashi

ラウタシーのトップス

人生でいちばん緊張したこと。

2018年も半分がすぎようとしていますが、この半期で（いや、人生で）いちばん緊張したことがあります。それは、鈴木えみさんに取材をしたこと。小学生のころから『SEVEN TEEN』を愛読していた私にとってえみさんはスーパーモデル！ まさに雲の上の存在でした。そんな彼女が去年の秋冬シーズンよりデザイナーとして〈ラウタシー（Lautashi）〉をデビューさせ、2シーズン目を迎えたいま、ブランドの立ち上げからこれからのお話をお伺いしたんです。デビュー直後からとても気になっていたので、えみさんの口から〈ラウタシー〉に対する姿勢やこだわりを聞いていくうちにこちらまで熱い気持ちに（笑）。一気にブランドのファンになりました。なかでも心を奪われたのはこの馬柄のアイテム！ クセのある格好が大好きな私にとって、ツルッとした素材にこの馬柄という攻めた一着は100%似合う気しかしなかった（笑）。パンツもあるので全身馬柄スタイリングで楽しみたいです。

トップス ¥35,000+TAX
ブランドニュース
03-3797-3673

REKISAMI

レキサミのワンピース

一歩足を踏み入れてみる。

普段は基本的に白・黒・グレーでどこかにクセが効いている服装が多め。赤やオレンジなど暖色系の服はずっと避けていました。でも今年の夏は自分のなかでどんな風の吹き回しなのか、エスニックテイストや色柄に挑戦したい欲がふつふつと。いままで踏み入れてこなかった領域なので見慣れない気がしますが〈レキサミ（REKISAMI）〉なら問題なし。デザインにこだわりつつもベーシックを意識したブランドなので、普段使いもしやすいのです。素材の質感や細やかなディティールにまでこだわる日本人の丁寧さというか、気の利きっぷりに感激。そして、赤でもくすんだ色味だから挑戦しやすいところも◎。白と赤の2色展開なのですが、これまでだったら即答で白を選んでいたはず。いまの気分は赤一択です！

ワンピース ¥69,000+TAX
REKISAMI
03-3373-7493

TAN

タンのスカート

ニットスカートでも心配ご無用。

柄物ってなんだか着せられている感がでてしまうような気がして、色物と同じくあまり縁のない分野でした。だけど、このテキスタイルが私好みで挑戦してみたいなと。ニットの柄物って太って見えそうですが、心配ご無用！ このスカートは、ハイウエスト部分がコルセットのデザインになっているからスッキリ見えるのです。それに、縦にパターンが組まれているのでIラインができ細く見えるように配慮されているという一面も。テキスタイルのかわいさももちろんですが、緻密に計算されたデザインもイチ推しポイント。これだけ配慮されていたら、挑戦しない術はないかと思います。ニットブランド〈タン（TAN）〉だからこその、着た時のシルエットへのこだわりに感激の一言しかありません。これだけ絶大な支持を受けているのは、細やかなところまで気を配る日本人ならではの性分も関係しているのでは。

スカート ¥46,000+TAX
※写真はバックスタイル
4K
03-5464-9321

77circa

ナナナナサーカのデニム

特別感を与えてくれる服。

マスタードカラーのデニムってイケてませんか？ いままではインディゴばかりをチェックしていましたが、これまで目にも留めていなかったマスタードカラーのデニムって新しくってかわいい！ と発見しました。このアイテムで一番気に入っているポイントは、左右で濃度の異なるデニムを合わせて後染めしているところ。古着を再構築したデザインだから、私でも挑戦しやすいなと。〈ナナナナサーカ（77circa）〉はリメイクブランドなので一点ものという特別感があります。同じアイテムでも、風合いや柄の出方が違うのでアソートで選べるっていうのも買う際の楽しみですね。話は逸れますが、今年の夏はメイクも色物が気になって仕方がないので、メイクもポイントカラーで色を取り入れています。先日もちょうど黄色のアイライナーをゲットしたので、このパンツに合わせたいな〜。

デニム ¥25,000+TAX
77サーカ
03-6407-9466

CINOH

チノのワンピース

さりげない気遣いがうれしい。

やっぱり着まわしのきくアイテムは外せません。〈チノ（CINOH）〉は一見シンプルなデザインですが、よく見るとどこかに遊び心を感じるこのツンデレ感がツボ。どのアイテムもよく見るとスリットが入っていたり、くるみボタンになっていたりと、〈チノ〉のさりげない気遣いがどこかしらに入っていてどハマり中。ただ単に形がきれいとか、上品な服という訳ではないのです。このアイテムは、着たときのフレア部分の広がり方がかわいいのがイチ推しポイント。ボタンを全部閉めてワンピースとして着るもよし、上から6個くらいまで留めて、ボトムをチラ見せするもよし。これを活かしていろんな組み合わせができそうなので、今季大活躍するに違いない。6月からワールドカップも始まることですし、サムライブルーを纏ってスポーツバーで観戦も出来ちゃいます（笑）。

ワンピース ¥85,000+TAX
モールド
03-6805-1449