猫も杓子も“90年代”を声高に叫んで久しいですが、実際のところ90年代とはどんな時代だったのか？ 右へ習えをする前に、そこを知るのが肝心なのではないでしょうか！

その一端に触れられるイベント“Reebok 90s House”が、4月5日（金）から4月14日（日）の期間限定で開催されます。しかも、スニーカー、アパレル、音楽、アート、フードという5つのトピックで構成されるかなりの大ボリューム。

まずは、スニーカー。〈リーボック（Reebok）〉が生み出し、90年代のスポーツシーンを席巻した2大テクノロジーにフォーカス。空気の出し入れによってシューズのフィッティングを調整する“ザ・ポンプテクノロジー”と、ソールに内蔵されたエアポッドにより安定性とクッション性を生み出す“ディーエム・ムービング・エア・テクノロジー（通称DMX）”それぞれの軌跡に加え、ブランド史上最もアイコニックであり、今年で誕生25周年を迎えた「インスタポンプフューリー」の誕生秘話と、その一足を作り出したスペシャルチーム“RAC”に迫ります。

ザ・ポンプテクノロジーの偉大さを伝えるため、日本初上陸の貴重なアーカイブ作品も多数展示されます。例を挙げると、NBA史上最強といわれる伝説のセンター、シャキール・オニールのファースト・シグネチャーモデルや、RACはデザインした未公開のプロトタイプなどが登場など。さらに、「インスタポンプフューリー」の誕生25周年を記念し、そのファーストカラーとして知られる“シトロン”カラーでカスタムされたスペシャルカーまで制作してしまったとのこと！

　
次にアパレル。このイベントの開催を記念して、スペシャルデザインの限定アイテムが発売されます。

〈リーボック〉といえば、音楽との繋がりも欠かせません。「B-SIDE」に隣接された「THINK!」では、過去に〈リーボック クラシック（Reebok CLASSIC）〉とコラボレーションしてきたアーティストたちの楽曲を収録した7インチレコードを限定300枚配布予定。ちなみにこちらの「THINK!」はアート体験の側面も持ち合わせていて、その7インチレコードにはステンシルとスプレーを使ってカバーをデザインできるグラフィティ体験が用意されている他、4月4日（木）から4月7日（日）の4日間に渡り、建物の外壁にイラストレーターの上岡拓也さんがライブグラフィティパフォーマンスを行うことになっています。

そして4月12日（金）には、最新コラボーレションとしてヒップホップアーティストWILYWNKAの無料スペシャルライブも開催！ その他の出演情報はブランドのSNSで随時アップデートされていくそうなので、こちらでからチェックを。

最後は食。NYスタイルのピザ専門店「PIZZA SLICE」も、90年代を表現する空間づくりに一役買っています。いつものピザではなく、90年代に流行したピザトーストを、Reebok 90s Houseのオリジナルレシピで提供。1日200食限定で、合わせて提供される香り豊かなコーヒーを片手に楽しむのがおすすめ。

という感じで、原稿を打ってて疲れるほどの大ボリューム！ “90年代”をここまで深く体験できるイベントっていままであったでしょうか？ 当時をリアルタイムで体験した人もそうでない人も、誰しもが満足できるに決まっています！