センシブルで爆発的なアートスタイルがストリートシーンから支持を得ているMOZYSKEYの個展「“Color & Pattern” 文字から柄へ〜」が「Studio 4N」で開催されます。独自のカリグラフィーを軸にしたモノトーンによる自身の表現ルールを守り続け、それらを美学としてきたMOZYSKEY。今回の展示ではそんな彼のアーカイブと新たに描き下ろされた作品の両方が展示され、アーティストとしての新たな境地が感じられる内容となってます。

90年代から東京のストリートシーンで活動してきた彼の特徴と言えば、アルファベット、かな文字、漢字をミックスした手描きとは思えないグラフィティ。さまざまな太さで描かれた繊細かつダイナミックな文字は思わず覗き込んでしまいたくなるほどのインパクトで、作品の数々は街の壁を超え、アパレルや内装などにも施されるなど、東京のアンダーグラウンドシーンから世界を扇動し続けてきました。

そんなこれまでの彼の作風から一変し、今回のテーマは“柄、模様、色”。近年、MOZYSKEY自身の意識が向いている“宇宙、万物、自然物の模様”と、友人との展示を通してみえた“人間の個性、関わり、生き様などの模様”の2つの観点から新たに作品を製作してきたそう。

展示は、4月19日（火）から 24日（日）の5日間に渡り開催されます。誰にも真似できない、存在感ある可読性を超えた作品の数々を間近でみられるこの機会をお見逃しなく。