北海道の大地を堪能できるネイチャーワンダーリゾート「星野リゾート トマム」。3月14日（木）までの期間は氷の街「アイスヴィレッジ」がオープンしています。 3.2ヘクタールの敷地に11棟の氷や雪でできたドームが立ち並び、夜はライトアップしてなんとも幻想的…！ 最低気温がマイナス30度にも達するトマムだからこそ実現できるコンテンツの数々をご紹介します。

街の一番奥にある「氷の教会」と「氷のホテル」は、天井や壁のすべてが氷で造られているアイスヴィレッジのシンボル的存在。本やキャンドル、スピーカーを自由に使って自分時間を楽しんだり、氷に囲まれた露天風呂で癒されたりしながら、氷の世界を存分に楽しめます。夜には北海道ならではの海鮮たっぷりのクラムチャウダーの提供も。一見寒そうですが風を一切通さないので快適に過ごすことができるんだとか！ ちなみにこちらは一日一組限定のスペシャルな宿泊体験ですよ。（今年は予約受付終了）

北海道で最多店舗数を有するコンビニチェーン「セイコーマート」とコラボレーションした「氷のセイコーマート」は写真スポットとしても◎。店内では出来立てのおにぎりやお総菜を提供する「ホットシェフ」にちなんだ、アイスヴィレッジ限定「アイスシェフ」を楽しめます。ここで体験できるのは、ファーム星野のミルクジェラートとセイコーマートの商品を使った「ミルクジェラートづくり」。牛乳を氷のプレート上で練り、外気温と氷の冷たさで固めて作ります。その日の外気温によって凍り方が変わり、常温とは異なる食感に。

そして、北海道のグルメと言えばラーメンですよね！ ここでは氷の器に冷たい麺とスープ、凍ったトッピングを乗せた氷のラーメンがいただけます。アクセントには北海道ならではの昆布を使用。スープの出汁とトッピングのおぼろ昆布が味わいを深め、シャリシャリとしたスープや、ナルトと煮卵の弾力が増した食感で、これまでにない新感覚のラーメンに出会えます。

「氷のBar」では、氷でできたバーカウンターやセラーを設えた空間でキンキンの氷のグラスに注がれたお酒を堪能。50種類以上のメニューが用意されていて、今年の冬は「氷のフローズンカクテル」が登場します。アイスヴィレッジをイメージした⻘色のグラデーションが美しく、ほんのりと甘さも感じられる爽やかな味わいでおいしい。

もちろんゲレンデも充実！ 「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」が今冬も登場し、雪景色を前に、リゾートのランドマークであるトマム ザ・タワー柄のこたつで暖まりながら、海鮮や山菜を使った北海道ならではの昆布出汁おでんと出汁割り日本酒が味わえます。

さらに今年は締めセットも登場し、 土鍋で炊いたご飯に魚介の旨味たっぷりの出汁と付け合わせの北海道らしい食材をのせ、お茶漬けとしていただけます。おでん鍋の付け合わせはゴンドラをモチーフにしたコンディメントBOXで運ばれてくるのですが、これがとってもかわいい！ なかには「漬けサーモン」「鰊の甘露煮」「おぼろ昆布」「海苔」「松前漬け」「三つ葉」の6種類が並びます。

ここでは終わりません。まだまだおでんのおいしさを引き立てるのが、出汁割り日本酒。米本来の旨味が感じられる北海道の日本酒に旨味たっぷりのおでん出汁の塩味が加わることで、日本酒の甘味が引き立ちます。いろいろな出汁の割合を試して自分好みの味を追求するのもおすすめ。

この冬はアイスヴィレッジの25周年を記念して、夜には打ち上げ花火が上がります。青白い世界のなかに煌めく光は他では目にすることができない景色。今年最後の雪景色を堪能しに「星野リゾート トマム」に足を運んでみてはいかがでしょうか？