“彼女流”ハッピーな思考で考えるこれからの社会のこと。
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“彼女流”ハッピーな思考で考えるこれからの社会のこと。
2019.12.27
今年のジェンダーギャップ(男女の格差)指数、日本はまた先進国のなかで最下位でした。
まだまだそういった風潮があっても少しずつ変わってきているようですよ?
たとえば女性の挑戦や冒険することへのメッセージを発信するキャンペーンの一環で開催された
〈ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)〉のイベント。
各分野で活躍する女性たちの対談が繰り広げられるなか、大橋リナちゃんの話を聞いてきました。
社会問題ってとっかかりがないと当事者意識を持ちづらいけど
イベントを通して人からインスパイアを受けると、考える糸口になるもの。
そんなきっかけのトリガーになれば嬉しいです。
Photo_Masataka Kougo
9名の女性たちを写した、力強いビジュアル。
会場に入ってまず目に入ったのは、カラフルなフォトブック。イベント当日に数量限定で配布されていて、9名の女性たちへのインタビューとともに撮り下ろされたビジュアルが収められています。2018年に世界各国で始まった#SHEMOVESMOUNTAINSキャンペーン。日本では「#私が動けば世界が動く」という日本独自のステートメントを掲げていて、モデルとして登場している女性たちの意思の強さを感じるような表情がとにかく印象的。コレ、かなり見応えがあります。(もちろんしっかり9種類すべてもらってきちゃいました〜!)今回鈴木親さんが撮影したビジュアルの展示を熱心に眺めている人もたくさんいました。
2日間にわたって開催された今回のイベント。写真展示や物販以外にも、豪華な面々によるトークセッションが目玉のひとつ。なかでもスタイリストの北村道子さんとフォトグラファーの鈴木親さんの対談は、座りきれないくらい多くの人が来ていました。
2日間にわたって開催された今回のイベント。写真展示や物販以外にも、豪華な面々によるトークセッションが目玉のひとつ。なかでもスタイリストの北村道子さんとフォトグラファーの鈴木親さんの対談は、座りきれないくらい多くの人が来ていました。
みんながハッピーになれる服。
モデルの大橋リナちゃんと〈ザ・ノース・フェイス〉の西野美加さんとのトークセッションでは、この冬に向けて素材を変えてリリースされたダウン“キャンプシェラシリーズ”の話題を中心に盛り上がりました! 70年代にリリースされたアイコニックな人気モデルで、これの生地や中綿にポリエステルを使用することによって100%リサイクルすることが可能になったのだとか。そのうえ、アウトドアで重視される機能性はしっかりとキープされているからすごいんです。
ここ数年〈ザ・ノース・フェイス〉のダウンは見かけない日がないくらい支持されているアイテム。そんなみんなが「欲しい!」と思うようなクオリティやファッション性の高い商品が、実はサスティナブルな考えでつくられている服だっていうこと自体、なんだかかっこよくないですか? 欲しい物を買って、環境にも配慮ができる、これぞみんながハッピーになれる服!
ここ数年〈ザ・ノース・フェイス〉のダウンは見かけない日がないくらい支持されているアイテム。そんなみんなが「欲しい!」と思うようなクオリティやファッション性の高い商品が、実はサスティナブルな考えでつくられている服だっていうこと自体、なんだかかっこよくないですか? 欲しい物を買って、環境にも配慮ができる、これぞみんながハッピーになれる服!
大橋リナが振り返る#SHEMOVESMOUNTAINS EXHIBITION。
「いままでは、ファッションアイテムとして〈ザ・ノース・フェイス〉のダウンって素敵だなって思っていました。だけどファッションとして魅力的なだけじゃなかった! 今回のイベントにあたって〈ザ・ノース・フェイス〉さんとお話するなかで、服を買うときに今後はどういうマインドで作られた商品であるのか、しっかり眼を向けようと思いました。前は安くてもいいから“かわいい服がたくさん欲しい”ってタイプだったんです。でもその考えが変わり始めたのは、本当は今日対談する予定だった、クリエイターのUlalaちゃんと知り合ってから。今日は風邪を引いちゃって来られなかったんですけど(泣)。彼女は、“アンフェアトレード”な安い原価で洋服を製造するために先進国が労働力を搾取する問題について真摯に向き合っていて。ブランドを立ち上げるというかたちで“フェアトレード”の大切さを世間にシェアしているんです。Ulalaちゃんは私と同世代なのに、社会的な問題に眼を向けて、解決するために自ら行動に移していることろが本当にすごい!
私はいま海の近くに住んでいるのですが、台風直後は驚くほどにゴミがたくさん流れついていて、すごく悲しい気持ちになるんです。きれいな自然を将来に残したいと思ったときに、私には何ができるのだろうって。最近では出身地であるコロンビアに洋服の寄付などをするようになりました。これからもっとサスティナブルについて考えていきたい。極論、環境に配慮するなら、物を長く使って“極力買わない”っていうことがいちばんかとは思うんです。でもそれだと我慢をすることになっちゃうし、長く続けるなら楽しくないと辛くなりますよね。だけどかわいいから選んだアイテムが実はサスティナブルな考えでつくられていて、“キャンプシェラシリーズ”のようにリサイクルができるなら地球にも優しいし、私たちも買いたい服を選べます。これってみんながハッピーになれる素敵な循環だと思うんです! 」
私はいま海の近くに住んでいるのですが、台風直後は驚くほどにゴミがたくさん流れついていて、すごく悲しい気持ちになるんです。きれいな自然を将来に残したいと思ったときに、私には何ができるのだろうって。最近では出身地であるコロンビアに洋服の寄付などをするようになりました。これからもっとサスティナブルについて考えていきたい。極論、環境に配慮するなら、物を長く使って“極力買わない”っていうことがいちばんかとは思うんです。でもそれだと我慢をすることになっちゃうし、長く続けるなら楽しくないと辛くなりますよね。だけどかわいいから選んだアイテムが実はサスティナブルな考えでつくられていて、“キャンプシェラシリーズ”のようにリサイクルができるなら地球にも優しいし、私たちも買いたい服を選べます。これってみんながハッピーになれる素敵な循環だと思うんです! 」