ヘアメイク松野仁美さんの韓国滞在記。
KOREA,2021.
ヘアメイク松野仁美さんの韓国滞在記。
2022.08.26
以前「彼女のダンステリア」にご登場いただいた
ヘアメイクの松野さんが韓国に渡ったのが昨年の5月のこと。
何度か仕事をしたアーティストの事務所に誘われ1年過ごした韓国での日々を、
写真に納めておいてもらったんです。
そろそろ旅に出たくなっているあなたや、
韓国でクリエイティブ活動したいなんて考えるあなたに
空気やムードをお届けします!
韓国でのクリエイティブ活動のあれこれ。
- ーまずはお帰りなさい! この企画は松野さんにソウル内で使い捨てカメラを探してもらって撮影してもらいました。本当にありがとうございます。
- ただいまです! 昨年の5月から今年の4月まで約1年間韓国に行っていました。使い捨てカメラは日本みたいにメジャーじゃなくて、持ってるだけで結構レアでしたね。
- ー事務所に所属されていたそうですが、どういう感じでお仕事されていたのでしょうか?
- もともと日本にいるときからヘアメイクさせてもらっていた韓国のアーティスト、KATIEの事務所に呼ばれて。住む家も貸してもらっていました。所属とはいえ、事務所の仕事以外も自分で取ってくるのはOKで。アーティストのヘアメイクをガッツリしに行くと思ってたけど、結構やりたいように過ごさせてもらいました。
- ー実際韓国で過ごしてみて、いかがでしたか?
- 居心地よかったです。雰囲気がちょっと関西に似ているんですよね。日本からするとおしゃれなイメージですが、普通にパンチパーマのおばさんとかもいるし(笑)。実は雑多な感じがおもしろかったです。韓国ドラマで見るようなきらびやかな世界と、ボロボロの家が朽ちたままの昭和のようなレトロさとの差が激しい。実力主義だし、人々も日本の90年代のような「のし上がってやろう!」という勢いがありますね。
- ー撮影やクリエイターとの関わりの中で驚いたことは?
- フォトグラファーがみんな自分のスタジオを持ってることでしょうか。日本の撮影ですと、どうしてもスタジオやロケバスの関係で、時間に追われながら急いで撮影することが多いですが。韓国だと自分のスペースなので、新しい挑戦をしたり、ヘアもメイクも探求する時間があるんですよね。
- ー松野さんが作られているヘッドピースも大人気だったとか。
- これは韓国にいたからかどうかわからないのですが、いろんな国のアーティストからMVで使いたいとDMが来て嬉しかったです! Red Velvetが貸してって言ってきたり。NewJeansやフォトグラファーのチョ・ギソクも撮影で使ってくれました。