MY TOKYO BEST PLACE.
12人のクリエイターに訊く、とっておきの遊び場。
さて、少し前からガールフイナムのホームページに“MAP”が増えたこと、お気づきでしたか?
遊びに行く時の「なにする? 」の手助けとなる、ピンポイントなカテゴリーとスポットが
随時アップデートされていくという新感覚なマップを私たちは考案しました!
ということで今回は、東京で活躍するさまざまなクリエイター12人に、
本当は教えたくない、とっておきの遊び場をこっそり訊いてきました。
Photo_Ryuta Seki
Illust_Nanami Sakurai
SELECTOR
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咲月役者見習い
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河北桃子モデル
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小林布結里フリーランスPR
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土岐ひろみスタイリスト
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haru.『High(er) Magazine』編集長/クリエイター
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エモン久瑠美モデル
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小田原愛美アーティスト
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菊乃〈PURPLE THINGS〉デザイナー
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eri「DEPT」オーナー
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林 聖子〈ST,CAT〉デザイナー
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Aya Gloomyミュージシャン
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Tammy Volpeフォトグラファー
SELECTOR
咲月 役者見習い
SHOP
荒魂書店 古書店
- 靖国通りを一本裏に入った、すずらん通りにお店を構えている「荒魂書店」。昭和から平成にかけて、男性が夢中になって追いかけたアイドルの写真集や、SM雑誌、アダルト雑誌、プレミアグッズが所狭しと並んでいます。ファンにとってはこれ以上ない宝庫なんですが、同時にクリエイターにとってのそれでもあるのです。店主の鎌田さん曰く、最近は女性のお客さんも増えてきていて、被写体よりも写真家目当てで、ひと昔前のアイドル写真集や、『月刊』シリーズを買っていくのだそう。そして、安室ちゃんはいいとして、なぜか広末涼子のグッズがよく売れるらしい。さらに興味深いのは、かつてギャルだった人たちがいまになって、当時スナップされていた『egg』を探しているという流れ。もしかしたらまた渋谷が賑やかになるのかもしれません。年代別に陳列されているので、単に本を探しにくるだけではなく、そういう時代の潮流を体感できるおもしろさもあります。
アイドル系書籍といえば荒魂!
古本街の神保町でも随一の在庫数。
SATSUKI’s RECOMMEND
宮沢りえと篠山紀信の『サンタフェ』を探して、たどり着いたのが荒魂書店。お客さんは、男性ばっかりだったけど、堂々と『プレイボーイ』コーナーに行ったのがきっかけで80〜90年代グラビアに魅力を感じてしまい、神保町に行けば必ず行く本屋になりました。(『サンタフェ』は無事にGetしました!) ここで選ぶ時のポイントは、有名な人のおっぱいとかお尻じゃなくて写真の雰囲気とポエムの内容、アートワーク、ファッションがおもしろーいって思うかどうか!咲月
モデルとして活動する傍ら、俳優になることを志している23歳。夢はリリー・フランキーと共演すること。Instagram @stk_ox
SHOP INFO
荒魂書店住所:東京都千代田区神田神保町1-3-5寿ビル
時間:11:00〜20:00、日 11:00〜19:00
電話:03-3291-8831
www.aratama.com
SELECTOR
河北桃子 モデル
SHOP
ルーブル 喫茶店
- 東中野駅すぐ近くにひっそりと佇む「ルーブル」は、昭和25年にパン屋さんとして開業しました。東京オリンピックが開催された昭和39年に改装を施し、喫茶店と兼業する現在のスタイルに。その名のごとく初代マスターの嗜好で集められた数々のアート作品や、やんわりと幻想的な光を放つ貝殻のテーブル、2代目マスター上原さんがナポリタンを炒める音、一言でレトロと言い表すには忍びない空間が広がっています。ここのミートソースはマツコ・デラックスが番組で絶賛していたそうでかなり美味しいのですが、ナポリタン+“セレナーデ”の組み合わせをプッシュしたいです。“セレナーデ”とは、いちごとバニラのアイスの上に、まるでオブジェのようにフルーツがデコレーションされた「ルーブル」のスペシャルなパフェ。かなり“映え”てます。それに着手する前に食べたくなる、いい感じに塩っぱいナポリタン。あまりにも居心地がいいので、ぼーっとすると数時間はトリップします。
誰もがなつかしむ、
ナポリタンと“セレナーデ”。
MOMOKO’s RECOMMEND
「ルーブル」は喫茶スペースにパンコーナーが併設されている少し珍しい喫茶店。夏祭りの帰り道に偶然発見して、浴衣でケーキと珈琲を頂いた思い出のある場所です。それを機によく訪れるようになりました。“セレナーデ”や“スノーワールド”といった遊び心のあるネーミング、彩り豊かでかわいらしい盛り付けのデザートが魅力的。昼下がりにここで食べるミートソースやパイアラモードが大好きです!河北桃子
ファッションブランドや雑誌で活躍するモデル。喫茶、銭湯、古着などを好み、気持ちは常に昭和にあり。Instagram @momokokawakita
SHOP INFO
ルーブル住所:東京都中野区東中野4-1-8上原ビル1F
時間:9:00~22:00(木休)
電話:03-3371-3952
SELECTOR
小林布結里 フリーランスPR
SHOP
魚草 立ち飲み屋
- アメ横のど真ん中、右を見ても左を見てもなぜか台湾屋台が続く並びで、唯一無二な存在感を放つ「魚草」。立ち飲みだけど、いや、立ち飲みだからこそ、ここで食べる刺身は最高です。中でも、サメの心臓を刺身にした“モウカの星”は必ずやお試しいただきたい一品。海のレバ刺しなんて例えられますが、正直言ってレバ刺しより味わい深くて美味しいです。まずは醤油をつけずに塩オンリーで。生臭さはまったくなく、コリコリとした食感が楽しい。新鮮でなければまず食べられないレアなものなんだそう。店員とお客さんの距離が近く、見ず知らずのお客さん同士でも一緒に飲みはじめちゃうほどアットホームな雰囲気でした。今回の取材中も「あちらのお客さんからです」と声をかけられ、チーズをいただいてしまったくらい。さまざまな国から来た観光客と仕事帰りのサラリーマンと土着の上野人と、とにかく色んな人がごった返しているので、一見さんももちろん大歓迎。
頼むべき一品は、
サメの心臓“モウカの星”。
FUYURI’s RECOMMEND
上野の美術館へ行った後など行きます。異国のようなエリア、立ち呑みで瓶ビール(ラッパ飲み式)、新鮮で美味しい海鮮、一気に日常を忘れられて最高です。小林布結里
フリーランスPR。Instagram @fuyurikobayashi
SHOP INFO
魚草住所:東京都台東区上野6-10-7アメ横プラザ
時間:月-金 11:00〜20:30、土・日・祝 11:00〜19:30(第2水休)
電話:090-2436-4855
SELECTOR
土岐ひろみ スタイリスト
SHOP
softs 洋品店
- 「softs」は、ゲームソフトから命名したのだそう。「みんなが興味を持たないものに価値を見出すのが好き」と語る店主の我妻さんが吉祥寺のビル屋上で営む「softs」は、真のファッションを追求する人たちが集う聖地。トレンドに左右されずにユーザー(お客さん)自身が欲しいソフト(商品)を選択していく、それを見定める目を養わせてくれる場所でもあるのです。我妻さんはフィッシングジャケットを指差して「これなんて機能性を突き詰めすぎて短ラン化してるし、よっぽどデザイナーブランドものより危ないシルエットをしてるんですよ」と。女子は、〈ベーカー(BAKER)〉や〈バリアカルト(Barrier Kult)〉といった危ない柄のスケートTを買っていく。アメリカ産のボディに“MADE IN CHINA”とプリントされたここのオリジナルシリーズも際どいユーモアで秀逸。我妻さんのお部屋に遊びに行く感覚で、楽しいい一品に出会えます。
ハードコアな店主の部屋で語る、
真のファッション。
TOKI’s RECOMMEND
吉祥寺に行く理由。置いてる商品はメンズが主ですが、私は「Softs」の感性のファンなので着ます。オーナーの我妻さんと、とめどなくおしゃべりするのが醍醐味です。土岐ひろみ
メンズ、レディース問わず活躍するスタイリスト。手がける作品の特異性が大きな注目を集めている。Instagram @tokichang
SHOP INFO
softs住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1−8−11弥生ビル4F
時間:15:00〜20:00 ※現状(水休)
電話:0422-45-5433
softs.to
SELECTOR
haru. 『High(er) Magazine』編集長/クリエイター
SHOP
SPBS 本屋
- 10年前、いまほど栄えていなかったこの場所に突如として現れたのが「SPBS」。本屋らしからぬ全面ガラス張りの外観で、店内に一歩入ると開放感ある空間が広がっています。本を普段読まない人も、ここに来たら本を読みたくなるような感じ。小説やアート関連書籍、旅行本、図鑑、そしてZINEなど豊富に揃っていますが、気取って入りづらい雰囲気にならないようにあえて偏りをなくしたセレクトに。そのこだわりにお店のアイデンティティを感じさせます。店内奥にはオフィスがあり、リトルプレスで書籍も制作。ホームページでは“SPBSがつくる「みんなの辞典」”という連載企画など、本店を取り巻くさまざまな出来事が日々アップロードされています。いまでは“奥渋”と呼ばれるヒップなエリアに変貌を遂げましたが、ここはその立役者であり顔役でもあったのです。オープン当初はすべての書籍を年代別に並べていたらしく、一風変わった書棚はその名残なんだとか。
元祖インディペンデント
ブックストア。
haru.’s RECOMMEND
ちょっと寂しい気分のときにふらっと行くお店。欲しかった本やZINEをいっきに買い込んで重くなったリュックを持つ瞬間が好きです。haru.
東京芸大に通いながら、『High(er) Magazine』の編集長を務める。次世代をリードするクリエイター。Instagram @hahaharu777
SHOP INFO
SPBS住所:東京都渋谷区神山町17-3テラス神山1F
時間:月—土 11:00〜23:00、日 11:00〜22:00
電話:03-5465-0588
www.shibuyabooks.co.jp
SELECTOR
エモン久瑠美 モデル
SHOP
HEMP CAFE TOKYO 麻料理専門ダイニング
- 2020年の東京オリンピックを意識してか、最近は東京でもヴィーガンメニューを楽しめるレストランやカフェが増えてきましたが、ここで食べられるヘンプ(麻)料理は格別。ヘンプとは大麻のことで、例えばアメリカと日本では、どこまで食べるのが合法なのか線引きが若干違っています。日本の場合は茎と種だけが合法なのに対し、アメリカは葉っぱも花も全部食べられるんです。その言葉に聞き馴染みのない人からすると一体なんのこっちゃですが、動物性食品を一切食べないヴィーガンでは少量で栄養価の高いスーパーフードとして注目を集めています。チーズナチョスの上にかかっているこの白い種のようなものがヘンプ。大豆ミートのチリコンカンと、上にたっぷりかかった大豆チーズとが相まって、これ以上ない一皿に。昼と夜で違う店名をもっていますが、昼間のローフード専門店「RAINBOW RAW FOOD」のメニューは、夜でも引き続きオーダーすることが可能です。
注目のスーパーフード
“ヘンプ(麻)”料理に舌つづみ。
KURUMI’s RECOMMEND
元々、「RAINBOW RAW FOOD」によく行っていたのですが、夜にまた行ったら「HEMP CAFE TOKYO」に変わっていてびっくり。それから、私と同じベジタリアンの姉とよく行くようになりました。ヘンプチーズナチョス(ヴィーガンだけどチーズの味がします)とカナンビアというオーガニックビールの組み合わせがヘルシーだけどジャンキーで最高です。エモン久瑠美
国内でモデルとして活躍しながら、韓国にも拠点を広げつつある。先日、写真展『MÉLANGÉ』を開催した。Instagram @kurumixo_
SHOP INFO
HEMP CAFE TOKYO住所:東京都渋谷区東3-17-14-8F
時間:月—土 17:00〜23:00
電話:03-6427-1984
hempcafetokyo.com
SELECTOR
小田原愛美 アーティスト
SHOP
memo アンティークショップ
- 渋谷から恵比寿に向かう明治通り沿いに「memo」はあります。その入り口に雑多に積まれた家具のありようを目にすると、すごく中が気になる。初めて来店する人は、そうやって恐る恐る入店して新たな世界を知ることになるのです。まるで異世界の蚤の市に来たかのような店内。細かい雑貨も見落さないように注意深く店内を見回るのがポイントです。そして、アンティーク家具屋に激震が走るほどに安い価格帯なのがありがたい。こういったピンポイントなセレクトの基準は超かっこいいか、超かっこ悪いかのどちらに振り切ったもので、国内外問わずあちこちで必死に探しまわっているのだそう。「外でいつもおしゃれな服を着ているのに家に遊びに行ったら、インテリアにはまったくこだわっていなかったなんてことがありますが、それが残念で」と語る樋口さんと、オーナーの堀江さん2人で集めた商品は絶対です。深夜までオープンしてるのでその気になったら仕事後にも買いに行けます。
古着を買う感覚で、
アンティーク家具も買う。
AIMI’s RECOMMEND
素敵な家具も、間違いない古着も最高ですが、私は主に落ち込んだ時にお喋りしに行きます。商品をレコメンドしろ!と怒られそうですが…。なによりオーナー堀江さんの人柄が魅力のお店です。小田原愛美
イラストレーター兼〈アイ&ミー(I&ME)〉デザイナー。生粋のゲーマーとしても広く知られている。Instagram @aimiodawara
SHOP INFO
memo住所:東京都渋谷区東2-20-14タワーホームズ氷川102
時間:14:00〜23:00
電話:03-3498-9100
memo-tokyo.shop-pro.jp
SELECTOR
菊乃 〈PURPLE THINGS〉デザイナー
SHOP
GOLDEN BROWN バーガーショップ
- 家の近くにあったらいいのにって心から思いたくなる、そんなバーガーを味わえるのが「GOLDEN BROWN」です。ちょうど10年前に、満を辞してオープンしました。当時はバーガー=ファーストフード=安いというのが前提にあって、本格的なバーガーが浸透するまでしばらくの時間を要したそう。いまやそのバーガーを求めてアーティストや芸能人も足繁く通う名店に! 1920年のNYを意識したという内装は、親交の深いトリップスターの野村訓市さんがデザインを、ファサードのペインティングはNUTSさんが担当。気になるのは店内奥の席。写真が無数に貼られていますが、これはちょっと前に誰かが蹴っ飛ばしてぽっかり空けてしまった壁の穴を隠すためのものなんだとか。世界中のカルチャーを形成するキーパーソンが集うこのエリアで、本格バーガーを頬張り店内を見渡す。それだけで、そんな時間が経過したのかを感じられるはずです。
本格バーガーを頬張り、
カルチャーの流れを体感。
KIKUNO’s RECOMMEND
昔のバイト先でもあり、いまでもよく通っています。バイト時代に一生分のバーガーを食べましたが、いまでもここのバーガーがいちばん美味い! と言い切れるほど本当に美味しい。菊乃
スケートカルチャーを投影するメンズブランド〈パープルシングス(PURPLE THINGS)〉を立ち上げる。Instagram @kiki_sun
SHOP INFO
GOLDEN BROWN住所:東京都目黒区東山2-3-1青木ビル1F
時間:11:30~22:00
電話:03-6661-8560
www.goldenbrown.info
SELECTOR
eri 「DEPT」オーナー
SHOP
こんといて しゃぶしゃぶ屋
- 「こんといて」が口癖の店主“さんちゃん”こと三平さん。ちなみに店名は“スタイリスト私物”でお馴染み、山本康一郎さんが発案したんだとか。カルチャーやファッションに傾倒する人ならドアに貼られたステッカーにまず反応してしまいます。なんでも話したくなる三平さんの底なしの明るさに魅了され、2人前で¥3,600の美味い鍋を食べに行くんじゃなく店主に会うために通いつめているお客さんがほとんど。駒沢通り沿いにあった「波」という鍋屋から、独立して学芸大学前に誕生したのが「こんといて」。昆布の出汁でしゃぶしゃぶした後、また温かいお出汁につけていただく。出汁文化が根付く関西ならではの上品な味わいです。〆はうどん。京都の名品、黒七味をかけると尚美味いです。ちなみに、三平さんとどんどん仲良くなると、作りながらでも会話しやすいようにするためかどんどん厨房に近い席に通されます。誰でも温かく迎え入れてくれますが、行く際は必ず予約の電話を事前にしていきましょう。
つい内緒にしたくなるほど、
居心地の良い名店。
eri’s RECOMMEND
友達たちとわいわい行くもよし、カジュアルデートもよし、ひとりでさくっとご飯するもよし、です! あと私はここのはちみつレモンサワーが大好きですー! (ノンアルコールでもつくってもらえます! )eri
「DEPT」のオーナー。また、最近は「Low Powers」という名でバンド活動もしている。Instagram @e_r_i_e_r_i
SHOP INFO
こんといて住所:東京都目黒区鷹番2-19-20ベルツリー2F
時間:18:00~1:00
電話:03-6452-3938
www.facebook.com/contoite?fref=nf
SELECTOR
林 聖子 〈ST,CAT〉デザイナー
SHOP
tahlia store ヴィンテージショップ
- 昨年の3月に上町にオープンした「tahlia store」。ここはスペックや年代を重視する往年のヴィンテージショップとは一線を画した新しい古着屋。古着としてではなく、ファッションとして1着1着を感覚的にセレクトしているので、必ず欲しいアイテムに出会うことができます。店内でひときわ異彩を放つカウンターは、オーナーの鎗田さんご夫婦が大衆酒場のコの字カウンターにインスピレーションを得てオーダーメイドしたもの。ゆるやかなカーブが店内を柔らかいムードに演出しています。鎗田さんはこのカウンター越しに、お客さんと気軽に会話をするのが楽しみになっているのだそう。ラックやディスプレイされている小物やアートピースを眺めてみると分かるとおり、トライバルアイテムを数多く買い付けているのもここの特徴のひとつ。エスニックなワンピースに〈バーバリー〉チェックを合わせるセンスには頭が上がりません。
ドラマチックな古着を求めるなら。
SEIKO’s RECOMMEND
自分の運営するアトリエ兼ショップから徒歩30秒ほどの距離にある古着屋さん。私たちより一足先にオープンされていたお店です。お洒落なオーナー夫妻がセレクトする洋服や小物には独特のセンスが光って、アクセサリーやバッグ類も充実しています。オールシーズン、着こなしのスパイスになるエスニックなテイストのアイテムや奇抜なものもあったりして、他ではなかなか見つからないアイテムが揃うお店です! 向かいにある肉まん屋さん「ルーガン」もおすすめ! お店が近いので、営業妨害にならない程度にお邪魔しております〜。林 聖子
ハンドメイドジュエリーブランド〈エスティーキャット(ST,CAT)〉のデザイナーを務める。Instagram @payacat
SHOP INFO
tahlia store住所:東京都世田谷区世田谷1-21-9
時間:月-金 13:00~21:00、土日 12:00~20:00(木休)
電話:03-6874-1448
tahlia-store.com
SELECTOR
Aya Gloomy ミュージシャン
SHOP
SPIRAL おもちゃ屋
- 原宿のとんちゃん通りのすぐ近くにある「SPIRAL」には、“かわいい”の一言だけでは済まされない、おもちゃが店外まで溢れかえっています。「トイザらス」閉店のニュースを悲しむオーナーの高橋さんは、ヴィンテージトイの魅力について「いいエグみがあったというか、かわいいものであるはずなのに恐怖感の方がまさってる感じがしていいですよね。最近のおもちゃやキャラクターは、すっかりマイルドになっちゃって…」と語るように、大きい目をした70年代のやや不気味な人形が、気づくか気づかないかのところにポツリポツリと点在しています。最近の人気商品は『ストレンジャー・シングス』関連グッズ。実はいまアメリカでは市場に出回っているものがもうほとんどなく、入手するのがかなり困難なんだそう。あとは、女の子なら誰しもが一度は夢中になるバービーもかなりの在庫数でファンには堪らないほど。忘れられないあの子をもう一度探してみては?
かわいくて、ポップで、
おどろおどろしいおもちゃ。
Aya’s RECOMMEND
私がコレクションしているスマイルフェイスのグッズは、ほとんどここで買ったもの〜。いつも最高なスマイルグッズが見つかって大好きなお店!Aya Gloomy
今年4月に1stアルバム『陸の孤島』をリリース。不定期で古着屋「POMPOM SHOP」も運営している。Instagram @aya_gloomy
SHOP INFO
SPIRAL住所:東京都渋谷区神宮前3−27-17永田ビルA-1
時間:12:00〜20:00
電話:03-3479-1262
spiral-toy.com
SELECTOR
Tammy Volpe フォトグラファー
SHOP
Chao!Chao!bamboo タイ料理専門店
- 原宿でおそらくいちばん美味いと評判の「チャオバンブー」を知る人は当然、「チャオチャオバンブー」の存在も知っておく必要があります。いま空前のタイ料理ブームが到来していますが、そんなこともあって「チャオバンブー」は平日だろうが土日だろうが常に長蛇の列ができてしまっていて。でもここで、並ぶべきか…? と悩むことなかれです。運が良ければその少し裏にある2号店「チャオチャオバンブー」に行くとすぐに食べることができるかもしれないのです。(とはいえ、最近こっちも混んできました。)しかもお昼時になると、こっち限定のランチを食べることができます。ご飯の上に3つまでおかずを自由に選択できるのですが、かなりボリューミーなので女性はややがっつかないと食べきれません。まるで本場のタイに迷い込んだかのようなローカル感漂う店内で食べる、ナンプラーとチリのきいたガパオライスはぜひともお試しいただきたいです。
原宿でタイ料理を食べたくなったら、
迷わずここへ。
Tammy’s RECOMMEND
原宿にいたら、とりあえず「チャオチャオバンブー」に向かってしまうくらい、通いまくってました。春雨の辛煮は頼まなかったことがないくらいお気に入り。それ目当てに仕事の間にひとりで行ったこともあった(笑)。バリに引っ越す前なんか、それがしばらく食べられなくなるからって3日連続で通ったほど! もちろん日本最終日のディナーも彼と「チャオバンブー」へ。親友もみんな大好きだから、毎回原宿行けばみんなで「チャオバンブー」!Tammy Volpe
雑誌や広告で活躍しているフォトグラファー。現在は、バリ島に活動の拠点を移している。Instagram @bluebluetammy
SHOP INFO
Chao!Chao!bamboo住所:東京都渋谷区神宮前6-7-12
時間:11:00~23:00
電話:03-5466-4887