1． B1の「Campy!bar」の常連になりたい。

団体さんよろしく、みんなでお邪魔したPARCOの内覧会を終え、部員全員がいちばんに「楽しかった！」と口をそろえたのはB1Fのミックスバー「Campy!bar」。新宿二丁目のお姉サマたちとの語らいが渋谷で味わえる（しかも平日は28時まで、休日は29時まで営業！）ってまさに令和時代キタ！と思ったわけです。

２．大人って全力出したらこんなことできるんだ。

お役所仕事感のない攻めた姿勢はもちろんファッションフロアも同じで、ブランド同士の忖度より「来た人を楽しませたい！」というピュアな気持ちで溢れていています。また、7Fのレストランフロアにアートピースをセレクトする「M.I.U. N゜2」が突然現れるとか。「BerBerJin」がなかなか見つけられない隠れ家のようになっていたりとか。角を曲がれば何が現れるかわからないドキドキ感があるビルなんて、日本初じゃないでしょうか。

3.AKIRAのウォールアートって伏線だったんですね説。

一杯食わされた！ と感じたのは館内に随所に現れる「ネオ東京」のかけらたち。河村康輔さんによるAKIRAの巨大コラージュは、単なる遊び心ではなく新生PARCO内の２大アートスペース「PARXO MUSEUM TOKYO 」「GALLERY X」での展示のための伏線だったのでは…？ そして見事に回収しちゃったのでは…？ と思ったわけです。

４．お客様もファッションブランドも幸せな形って。

5Fの「CUBE PARCO」は10坪ほどの小さな店舗の集合体。PARCO内には在庫がない商品もあるけど、店内のサイネージからECサイトに飛んで購入できるというシステムでして。これが何がすごいって、「お客様は実際に商品を触れるし、試着もできる」「ブランドは在庫を抱えなくていい」っていう双方にとってストレスのない仕組みなんです。また、2Fの「THE NORTH FACE LAB」では3D採寸をしたうえで、人気商品のカスタムオーダーができる141CUSTOMSを展開。自分にピッタリの１枚があれば、無駄に消費しないというサステナブルな考え方を広めていきます。マインドの上でもファッション最前線を張ってます。

5.公園通りのランチ難民、受け入れの姿勢。

仕事柄、渋谷の公園通りに13時ごろいること多いんです。でもまじで選択肢少なさが死活問題レベルで、タコベルと陳家私菜の2択くらいでしたが。PARCOのB1に行けば、「うどん おにやんま」が食べられるんです。ひゃっほう！ そのほか北米でミシュランを取得したラーメン「Jikasei MENSHO」、編集部のご近所だけど全然予約が取れないビストロ「Ata」の新業態「Ata’s」など書いてるだけでお腹が減りそうなラインアップ。友達大勢でいる日は「米とサーカス」で昆虫食にトライするものアリ！