他でもなく自分のために動いている人。vol.03 重留真波
MY HEART IS MY MUSCLE.
他でもなく自分のために動いている人。
vol.03 重留真波
2019.10.31
絶え間ぬ努力で自分の理想の体型を手に入れ、自信を持つことはいいことだけど
もしその前に塞いだ気持ちになってしまっているのであれば、一度顔を上げてみてほしい!
目の前にいるありのままのアナタさえ受け入れればもっと自信を持つことができるのだから。
自分がいちばん生き生きとするために、自分の体をもっと愛するために。
そんなモチベーションでもっと運動してみてもいいはず!
〈アシックス(ASICS)〉が打ち出す新トレーニングウェア「THE NEW STRONG ™」は
企画、デザインすべてを女性スタッフが担当し、力強く生きる女性に向けて誕生しました。
その魅力を探るべく、実際に運動をルーティンにしている女性4名に登場してもらいます。
今回は、パフォーマーやモデルとして活躍している重留真波さん。
3歳からダンスを始め22年のキャリアを持つ彼女が、ダンスを通して感じたこととは?
Photo_ Riku Ikeya
Styling_Hiromi Toki
Hair & Make-up_Taro Yoshida
Model_Manami Shigetome
グループでのダンスとは違って、ソロでは思うままの自分を出せる。
- ーダンスを始めたきっかけは?
- 親に勧められて姉とダンススクールに見学に行ったのがきっかけです。私は当時まだ2歳だったのでできるはずもなく、そのまま通うことになった姉に憧れて私も入りました。それからは常に生活の中心にダンスがあったので、ダンスを辞めたいとも、そもそもなんでやっているのかを考えたこともなかったです。私にとって踊ることは、そのくらい当たり前のことなんです。
- ー自然な流れで始められたんですね。そこから、本格的にダンスの道に進もうとした出来事はなにかあったんですか?
- 小学生になってからEXILEさんのライブを観させていただき、自分と同じ年齢くらいの子たちがキッズダンサーとしてドームに立っていることにすごい衝撃を受けました。「自分もあのステージに立ちたいな」って。それが小学校4年生のときです。人生の分岐点というか、夢となったのはそのときですね。それでダンススクールをEXPG(LDHが運営するダンススクール)に変えて、周りの友達が受験勉強や就職活動をしてるときも私はずっとダンスに熱中していました。
- ーそして、2010年にはFlower、2011年にはE-girlsに加入されます。自分のグループを持って、ダンスに対する意識に変化はありましたか?
- これまでスクールの生徒だけで発表会をつくったり、EXILEさんのサポートダンサーとしてステージで踊ることはあったのですが、自分たちがグループとしてCDデビューしたことで、ステージの真ん中で踊るということが新鮮でした。そしたら、「あ、自分のパフォーマンスひとつで人の気持ちを動かせるんだ」って気づいて。ステージに立つときの気持ちや向き合い方が変わりましたね。あくまでサポートダンサーとしてなので「ここにいる人みんなにファンになってもらおう」という思いは、それまではなかった感情だったので。
- ー突然なんですが、コンプレックスってあるんですか?
- たくさんありますよ!(笑)。内面でいうと変に意地っ張りなんです。人に気付かれるまで自分の気持ちを表に出したくないというか…。素直に伝えるのが苦手で、それがすごく嫌なんです。
- ーダンスを通してそれを克服できたエピソードがあれば教えてください。
- ライブの打ち上げとかスタッフさんみんながいる場で、よくダンスバトルが始まるんですよ。私はそこで、笑ってもらうためにめっちゃ変なダンスを踊ります(笑)。20歳を超えるくらいまではなかなか人前でそれが出せなくて。みんながおもしろがってくれるのを見たときに、「ダンスでも自分を出していいんだ」と思えました。普段は同じフリで踊らないといけないのですが、ソロのときは自分の思うままに踊れるので、「自分が出せる場所では隠さずに自分を出した方がいいんだ」と思うようになってからは、踊るのがより気持ちよくなりました。
- ー重留さんが普段トレーニングやダンスをするときにウェアを選ぶ基準は?
- フィット感です。面積が少なくてピタッとするやつ。もともと汗をかきづらい自分の体質が嫌で、トレーニングするときはフィットする半袖のトップスとレギンス、その上にスウェットとサウナスーツを着てます。そうすれば汗をかくだろうと思って(笑)。踊るときのウェアも、同じくフィット感を優先しています。もちろんダンスによってはダボっとした格好をすることもありますが、女性らしさを重視していたこともあって、身体のラインが出るものを選んでいましたね。ダボっとした服を着るとそのシルエットに助けられるし、ダンスのジャンルによっては身体のラインが出るからこそうまく見えるときもあるから、そこは臨機応変に変えていました。
- ー今回着てもらったのは、女性が女性のためにつくった「THE NEW STRONG ™」。女性ならではの目線を感じた部分はありましたか?
- サイズ感ですね。締まっていてほしいところはちゃんと締まっていて、その逆もしかり。そういう意味で私の身体にはすごくフィットしました。あとはデザイン。ダンスをするときもトレーニングをするときも、身に着けるウェアの見た目がすごく重要で、おしゃれすることからテンションを上げることもあったりするので。これから運動を始めようとしている方は、きっと何を選んでいいかわからないし、どういうものがいいかもわからないと思うんですけど、これはフィット感もデザインも女性らしさがあるので、ぜひ着てみて欲しいです。
- ー最後に、重留さんの今後の活動について教えてください!
- アーティストというこれまでのジャンルとは違うことにもチャレンジしたいと思っています。自分がなんでこの業界に夢を持ったのかを考えたんですけど、それはやっぱりステージに立ちたいから。これまでの経験を活かしつつステージに上がるなら、モデルやお芝居がいいのかなと思いました。以前から舞台やミュージカルに興味がありよく観に行っていますし、これをきっかけに新しい自分を見つけていきたいですね。ただ、私の武器はもちろんダンスで、そこに憧れて応援してくださっている方もたくさんいるので、ダンスもこれまでと変わらずに続けていきたいです。
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