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ニューバランスを履いて42.195kmに挑む! ガールフイナム疾走伝。 #2 汗と涙の決戦日編
ニューバランスを履いて42.195kmに挑む! ガールフイナム疾走伝。  #2 汗と涙の決戦日編

Run! Girls! Run! 2

ニューバランスを履いて42.195kmに挑む! ガールフイナム疾走伝。
#2 汗と涙の決戦日編

2023.03.27

1月の決起集会を皮切りに42.195kmを目指してここまでともに走り抜けてきた
須田アンナちゃん、HIBARIちゃん、PUTAMIちゃん。
3月12日、「名古屋ウィメンズマラソン2023」に無事参加してきました!
当日の熱気溢れる会場の様子はインスタグラムを通してもシェアしてきましたが
実はその裏側では涙の瞬間も? そして走り終えて3人が感じた心境の変化とは?
たくさんのドラマで溢れた濃い2日間の密着レポートをお届けします。

Photo_Marisa Suda
Text_eucari

CHALLENGERS DATA

  • 須田アンナ
    E-girls時代にはダンサーとして厳しいトレーニングを積んできた経験アリ。常にポジティブで笑顔がまぶしい彼女。汗と涙がどんなに垂れても崩れないメイク術はランナーとしても気になるところ。

  • HIBARI
    プラスサイズモデルとして活躍中。苦手なものに挑戦したいというストイック精神で出場を決意。持ち前のコミュ力で会場では周りの出場者も巻き込んで盛り上げるムードメーカー的存在。

  • PUTAMI
    普段はもっぱらアウトドア派で、マイブームは登山。過去には企画で一緒に山へ行ったことも。マラソン練習中はスピードの速さで周りの経験者をも圧倒。気になるタイムやいかに?

フルマラソンの一日。

\ click! /

  • 01:涙を流した前夜、そして朝を向かえて。
  • 02:スタートライン目前。
  • 03:あとは走って、走って、走るのみ。
  • 04:これが、ゴールの瞬間!

01:涙を流した前夜、そして朝を向かえて。

キャップ、Tシャツ、アウターとポーチまで、お揃いのウェアをまとって準備万端の3人!
ちなみにこれらはすべて今回の「名古屋ウィメンズマラソン2023」限定アイテム♡

おはようございます! 今日はいよいよ本番日ですが、心の準備はいかがですか?

HIBARI:昨日、事前にゼッケン交換するために「バンテリンドーム ナゴヤ」に来たんだけど、自分の名前の書いてあるゼッケンを手にして、会場を目にしたときに急に現実味を帯びてきたというか、これから本当に走るんだっていう実感がそこでやっと湧いてきた! そしたら走り切れるのかなってリアルな不安が込み上げてきて…。

PUTAMI:会場の隅に担架がいっぱい準備されてるのを見ちゃって、すごいびっくりしたよね(笑) 倒れた人を運ぶ用なのかわかんないけど、そんなに人って倒れるの!? って。

マラソン当日は朝が早いので、ゼッケン交換は前日のうちに済ませます。
この瞬間から走ることへの現実味は増していくばかり…。

昨日の夜にPUTAMIちゃんのストーリーズを見てたんですが、もしかして泣いてた?

PUTAMI:初めての場所と挑戦で慣れない環境っていうのもあったから、人がたくさんいる会場の雰囲気にも圧倒されたしやっぱり不安が込み上げてきちゃって。

それはどんな不安?

PUTAMI:走り切れるのかなって。しかも昨日みんなと話してて担架の話もそうだし「みんなゴールのときは泣いちゃうほど辛いらしいよ」とか、「階段も降りれないかも」とかいろんな話をして、自分で話しながら自分も不安になってしまって。大丈夫かな? って。

HIBARI:それだよね。ずっと練習してきたし昨日も集中してたけど、本番前の緊張感で昨日の夜にホテルの部屋についたときは頭がクラっとしちゃった。それで本当にもう無理やばいかも! って思ってたら廊下からたまたまアンナちゃんとPUTAMIの声が聞こえて、パッとドアを開けたらやっぱり2人がいて、もう幸せですぐ抱きついた。

そのスリーショットもストーリーズで見てましたよ!(笑) そこではなにを話してたの?

ANNA:お互いの不安とかを話し合ってましたね。

PUTAMI:そうそう、昨日の昼はみんな平気そうに見えたからひとりで悩んじゃってたけど、みんなもやっぱり不安を抱えてたんだって、それを共有しあってたらなんかすごい嬉しくなった。あのままひとりで部屋にいたらズドーンって感じで落ちこんでたけど、全部話してたら大丈夫かなって思えたし楽になったよね。

ANNA:いっぱい笑ってたらめっちゃ元気になったし、なんか楽しかったな。

左:前夜のホテルでのひとコマ。
いろんなドラマを乗り越えて団結していく3人の姿に編集部も陰ながら涙していたのはナイショ。

HIBARI:とくにアンナちゃんとかもずっと笑顔で全然不安そうに見えなかったし、むしろひとりで居たいのかなと勝手に思ってたから、アンナちゃんも不安だったんだって知れてちょっと安心した(笑)。

ANNA:本当に?(笑) 会場でゴールのフィニッシュサインを見たときに、このゲートくぐれるのかな? 途中でもし走れないってなったらどうしよう? って心配になっちゃって、考えれば考えるほどやばいかも…。ってなってたから、2人と話せてよかった!

HIBARI:おいらも2人と廊下で会えてなかったら朝まで寝れずにやばかったかも。

PUTAMI:ドア開けたときは顔が真っ白になってて、ベッド横にゴミ箱を用意してたもんね。でも話してから急に血色よくなって、よかった〜。

そんな団結力が生まれた瞬間があったとは、聞いてるだけでも涙出そう(笑)。 ともに励ましあえる仲間がいるって大事ですね。

HIBARI:それは本当にある!

練習会ではじめて履いた〈ニューバランス〉のランニングシューズもだいぶ使用感が見えてきました。
土汚れは、これまでがんばってきた証!

いまはもうスッキリした気持ちでがんばれそう?

ANNA:私は心が軽くなってきたかも、あとはもうやるしかない! って。

HIBARI:おいらもだいぶマシ! 準備運動中もなんか急にアドレナリンみたいなものが出て楽しくなってきた。

PUTAMI:私はまだまだ緊張してますけど…(笑)。

HIBARI:でも強いて言うなら準備不足が心配になってきたくらい。ウェストポーチに入れるものは本当にこれでいいのかなとか。走り出しちゃったら取りに戻れないし。

ANNA:それはちょっとあるかも。未知すぎて…。

最後のストレッチも念入りに!

02:スタートライン目前。

準備が整ったら「バンテリンドーム」屋外にあるスタート地点へ向かっていきます。
もうここまで来たらあとは引き返せない!

HIBARI:さっき準備してる間に他のランナーの方がすごいあたたかい言葉をかけてくれて、おいらは結構もう安心モード入ってきた。

PUTAMI:直前なのに、走ってるときに飲むエナジージェリーはこれ持ってるといいよ! ってみんながアドバイスくれて、ポッケにも色々詰め込んでくれて本当にあたたかい方ばかりだよね。

ANNA:ね〜! いろんな愛をもらって、走ってるときもみんなのことを思い出してがんばれそうだね。

PUTAMI:本当にそれ! 昨日泣き顔をストーリーズに載せたら、友達とかフォロワーさんからめっちゃメッセージ来てさ、がんばれって言ってくれて。走っててしんどくなったときは、かけてくれた言葉を思い出すだろうな。

パンパンになるまで詰め込まれた愛(a. k. a. エナジージェリー)。
〈ニューバランス〉のレギンスはポケットが大きくて便利!

黒川コーチ:みなさん、あとはやるだけなので後悔ないように楽しんできてください、本当に! 泣いても笑っても、次この大会を走れるのはあと一年後になっちゃうので、がんばってきてください!

HIBARI:はい! とにかく超楽しく走りたい! 不安ない、単純に楽しむだけ!

不安がないのはすごい!

PUTAMI:私は… やっぱり全然緊張してる! 心臓がドドドドって感じ。

ANNA:とにかく、初めてだから完走するとかタイムとか一旦全部忘れよう! みんなで楽しく走って、いままで練習してきた成果を出せればいいなって思うのみ。がんばる!

PUTAMI:笑顔笑顔!

プタミちゃん、笑顔引きつってる?

最後は気合を入れて、みんなでお決まりの掛け声を!
この3人の並びと表情を見て決起集会を思い出し、ここまであっという間だったな〜 とすでに感極まっていた編集部でした。
がんばれ、アンナちゃん、PUTAMIちゃん、HIBARIちゃん!

03:あとは走って、走って、走るのみ。

ここからは大会の様子を写真でお届け。しばし無言でお楽しみください。

総勢約13,000人のランナーが参加した「名古屋ウィメンズマラソン2023」。
3人の勇姿をキャッチできるかドキドキ。

ようやく見えてきた! 昨晩の涙が信じられないほど最高の表情でスタートを切った3人。
最後まで不安そうだったPUTAMIちゃんもしっかり笑顔になっていてひと安心。

10km地点到達! ここまでは練習通り、問題なし。

25km地点!練習段階ではここまでが最長記録だったので、これから先は未知の距離となるわけで不安が込み上げてきます。

HIBARI:25〜30km地点が本当に辛くて、辛くて。(泣) 実はお母さんと友達に電話して「がんばれ」って言ってもらった!(後日談)。

04:これが、ゴールの瞬間!

すでにインスタグラムでもお伝えした通り、結果は3人とも4時間代という好タイムで無事完走!
最後まで諦めずに走り切ったアンナちゃん、HIBARIちゃん、PUTAMIちゃん本当にお疲れ様でした。
ここからは、それぞれが42.195kmを走り切った瞬間とその後の生のコメントをお届け。

 TIME  04:36:38

PUTAMI GOAL!

PUTAMI:めっちゃ楽しかった! 水分補給のときだけ歩いて、それ以外はずっと止まることなく走れた! 最初の10kmは周りの人たちについて行こうとがんばってみたけど、それがキツくなってきたときに逆に気持ちが吹っ切れて、自分のペースでいこうって思えたらそこから楽しめるようになった! 最後の8kmくらいはもう終わってしまうのか、と寂しくなってきたくらいで、それに自分でもびっくりした。

 TIME  04:50:06

ANNA GOAL!

ANNA:よかった、完走できた〜! フィニッシュゲート通れた! 涙出てきちゃう。達成感の涙かな、安心の涙かも。最初は割と早いペースで走ってたけど、35キロくらいからもう足が痛すぎて走れないかもって思った。膝とかじゃなくて足全部が痛くて、残りの7キロが長すぎて諦めそうになった。でもゴール近くで旗を持ったファンの子が須田アンナー! って叫んでくれて、もうこれは止まれない!って思った。6時間ででもいいから完走できればそれだけでいいねって、本番前に話してけど結局みんな4時間台ってすごいよ!

 TIME  04:59:56

HIBARI GOAL!

HIBARI:幸せ…。幸せで涙が出てくる! でも 死ぬかと思ったよ、本当に。ていうか5時間切った! 「SUB 5」って書かれた風船をつけたペーサーのお姉さんが迫ってくるから、それに超されないようにウエ〜ンって泣きながら走って、でも疲れて歩いて、またウエ〜ンって走って、そのくり返しだった。練習のときに聞いてたゆっくりのペースを続けるっていうのはできなかったかも。でも途中、本当にキツかったときに「大丈夫? 一緒にゴールで会おうね! 」って飴をくれた方がいて、その瞬間急に元気が出てまた走れるようになった。人ってこんなにいっぱい応援してもらったら、こんなに幸せになれるんだって感動した。沿道の応援もすごいありがたかった。

この企画が始まったときにはまったくの未知だった42.195km、経験してみてどうでしたか?

PUTAMI:走る前は、脇腹痛くなるのかなとか、2度とやりたくないって思うかなとか、ずっと心配ばっかりだったけど実際に走ってみるとすごく楽しかった! 普段は「絶対できない、無理! 」と逃げてばかりの私ですが、これからはもっと色々チャレンジしようと思えました。

ANNA:どんな事も自分次第で乗り越えられるんだな! と実感できたのがとにかくうれしかったです。後半は自分との戦いだし、限界を決めるのも自分だし、これまでにないぐらい自分と向き合った時間が、いま振り返ると楽しかった! 自分の本当の底力を知れて心にも少し余裕が生まれたかな?(笑)

HIBARI:参加前は正直な気持ち「あんなに苦しいことをなぜするんだろう? どんな心境なんだろう? 」って思ってた。でも実際に走って感じたことは「応援と感謝の力は大きすぎる」ってことでした。沿道やSNSにはたくさん応援してくださる人がいて、何年ぶんもの「がんばれ」と「ありがとう」が詰まってて、それを心と身体でめちゃくちゃ体感しました。おいらはこんな気持ちになれるマラソンが本当に素晴らしく、ありがたいし大好きだと思いました。そして走る気持ちよさを覚えたのでこれからもたまに走ると思います!

3ヶ月間のチャレンジ、みなさん本当にお疲れ様でした!

この3人の挑戦を見て「やってみたい! 」と少しでも思った方は、ぜひ来年に向けて一緒に走り出してみませんか?

そして、ランニング後のお楽しみと言えば♡

マラソン期間中の名古屋にはランナーを応援するイベントが盛りだくさん。
「ニューバランス 名古屋」では自分のタイムを刻印できるワークショップが行われていたり
名古屋に来たら絶対寄りたい名店ではお得に食べられるクーポンがあったり。
走ったあとも見逃せない、“ランナー特典”を満喫してきました!

INFORMATION

ニューバランスジャパンお客様相談室

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