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プライドウィーク中の渋谷PARCOで、究極の個性を目撃。
プライドウィーク中の渋谷PARCOで、究極の個性を目撃。

I Fancy You.

プライドウィーク中の渋谷PARCOで、究極の個性を目撃。

2022.04.29

自分の個性を大事にするのがいちばん。
渋谷PARCOもそんなマインドを掲げ、ダイバーシティをテーマにした
「PARCO PRIDE WEEK」を開催しました。
いつもは新宿2丁目でお馴染みのfancyHIMが、パレード当日24日夜に
10FのComMunEで盛大にパーティ! その様子をレポートします。

Photo_Momo Angela

レインボーパレードの日に開催されたfancyHIMへ!

渋谷PARCOで開催された特別な一夜に潜入してきました。目に入るすべてのものが美しく、そして華やかでした! その勢いそのまま、お届けします。

    主催者Tapさん&ヒロムさんに聞く、fancyHIMの楽しみ方。

    人種も性別も関係なく、誰もがキラキラ輝いて生きることができる世界の大切さに賛同するアーティストが、最先端の音楽やショウビズ、カルチャーを発信するオリジナルパーティ、fancyHIM。その存在は知っているけど、私が行ってもいいものかしら…と迷える人にこそ読んでいただきたいあたたかいTapさん&ヒロムさんのインタビューです。
    ーfancyHIMに行く人はみんな個性を解放して自由に楽しんでいるように感じます。なぜこのようなパーティになっていったのか、主催者さま目線のお言葉をいただきたいです。
    始めた当初はまだ日本ではLGBTQ+という言葉もポピュラーではなく、あえてそのイメージを入れませんでした。いまでこそジェンダーレスと言う言葉もありますが、fancyHIMはジェンダー(性)よりも生き様や個性を大切にしているお客さまが多く、どんなスタイルでも受け入れられる自由さがあると思っています。その究極の自己表現の実現は他では感じることのが出来ない開放感に繋がるのではないでしょうか。fancyHIMに来られた方がこんな事をよく口にします、「fancyHIMではやり過ぎるって事は決してない」。
    ー渋谷PARCOでパーティを開催するにあたって「こんなイベントになればいいな」という想いがあれば教えてください。
    東京レインボープライド2022のパレードの日に、渋谷PARCOでパーティを開催させて頂くことはすごく意味があると思っています。でもとくにLGBTQ+という言葉を使わなくても、みんながキラキラ輝いて生きれる世界こそが何より大切だとも感じます。fancyHIMでは、そんな生き様をしたカッコいいアーティストや出演者を集め、10〜20代のお客さまに明るい未来の指針を示して、それを少しでも感じてもらえるようなイベントを目指しています。
    ー今年で17年目を迎えるfancyHIMの変化したことを教えてください。
    17年間はとても変化がありました。コロナの影響でなかなか思うようにイベントが出来ませんでしたが、やっと出口の兆しが見えてきて、最近すごく感じるのは一周回って発足当時の雰囲気に戻って来た感があります。ファッションや、音楽シーン、ニュージェネレーションの子たちの勢いとかが。なのでこれからがとても楽しみです。
    ー新宿2丁目はこの17年間で変化はありますか?
    大きな変化は感じてませんが、コロナ前はとくに訪日外国人が多くなったと感じていました。fancyHIMに来る女性のお客さまは、ナンパがないから純粋に遊べるとか、普段着れない露出の多い服でもfancyHIMなら着れるとか、やはり開放感を感じてる方が多いと思います。ですので、そんな理由だけでもいいので一度遊びに来てみて下さい。(ただ意外とfancyHIMで出会って結婚された方も結構いらっしゃいますよ、皆さま素敵なカップルです)
    ー私はストレートだけど…fancyHIMに行ってみたい! と、あと一歩が踏み出しきれない人にはどんな言葉をかけますか?
    fancyHIMは、ストレートの方がとても多いですし偏見さえなければ、みんなが受け入れてくれるイベントです。
    ーこの先のゴールがもしあれば教えてください。fancyHIMはどんな人に来て、どういう風に楽しんでもらいなど考えています?
    fancyHIMからお客さまへの注文は一切ありません。肌に合う合わないもあると思うので一度来て感じてくれるのがうれしいです。今後開催したいのは海外のような、LGBTQ+の大規模な野外フェスを絶対開催してみたいです。