The Upside Down to 80s!
ホーキンスの世界を自分の部屋に。
80年代アイテムが買えるショップリスト!
ちょっと不気味な雰囲気とリッチな見た目をしたおもちゃや小物…。
やっぱり『ストレンジャー・シングス』を観てしまったら、あの80年代への憧れが止まりませんよね!
いかにも作中で登場しそうなものから、意外なアイテムまで、“80s”をテーマに
ジャンルを問わず幅広く、そしてさまざまな12ショップをラインナップしました!
あなたのお家を彩ってくれる珠玉のアイテムが勢揃いです。
Photo_Asami Nobuoka
SPIRAL
原宿の一角で、ホーキンスの香りに浸る。
以前、アーティストのAya Gloomyちゃんが教えてくれた原宿のおもちゃ屋さん「SPIRAL」。 ポップでかわいくもどこかミステリアスなビンテージトイが一堂に集まるこのお店は、『ストレンジャー・シングス』の関連グッズを数多く取り揃えていることでも話題になっています。 フィギュアやTシャツといったベーシックなアイテムから、 本国アメリカでさえレアとされるおもしろ小物まで見つけることができるので、マニアにとっては絶好の穴場! かなりの頻度で新商品も入荷しているので、もちろん最新シーズンのアイテムの品揃えも豊富なのです。なかには、シーズン3でスティーブが働いているアイスクリーム屋「SCOOPS AHOY」のアイスカップに見立てたスライムのおもちゃなんてコアグッズも!
T3-TOYS
夢中になったダンジョンズ&ドラゴンズが!
有名なキャラものだけじゃなく、80年代のアメリカにいた子供たちがリアルに遊んでいそうだったおもちゃも豊富にラインナップしてるのが「T3-TOYS」。あの『ストレンジャー・シングス』で子供たちが夢中になって遊んでいた『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場するモンスターのフィギュアがたくさんいたのです! 店主の高橋さん曰く、この他にもマイクの家に実際にあったぬいぐるみとかも買い付けてきたそうで、オンラインショップでは記載してないけどお店にきてその小話をするとみんなものすごい勢いで買っていくんだとか。いやだって、それ聞いたらSTファンは欲しくなりますよ(笑)。何か他にもないか、作品を見直したくなりますし、お店にも足繁く通って頻繁に聞いてみたい!
KEEP LEFT
あの頃の豪勢さが色褪せずに…。
実は80年代を期に、クリエイティブの方向性が変わってしまった『プレイボーイ』。もしかしたら私たちのなかでの『プレイボーイ』の派手なイメージはこの頃のものなのかもしれませんね。実際にその頃の雑誌と、グラスを錦糸町は「KEEP LEFT」で発見しました! ここは他に、70年代からものすごい数の雑誌をアーカイブしています。他の年代と見比べてみるのも時代感の変遷を追えて楽しそう! グラスはせっかくラグジュアリーなルックスしてるので、『ストレンジャー・シングス』のマイクのママがパパに内緒でひとり晩酌してるような感じで、なにか上モノのカクテルを注ぎ入れちゃってください。
KIOSCO
メキシコ産ブートのユルいおもちゃ。
「KIOSCO」は買い付けを主に南米はメキシコで行っており、ブートレグなおもちゃ、どこかに眠っていた懐かしのカセットやVHSなど…チープだけどそこが愛おしくなる、宝物のようなアイテムを数多く揃えた高円寺の新名所。意外と人気なのはヤシの木やサボテンを模ったプラスチックのフィギュアなんだとか。でも、こういうのが欲しくなるのはちょっとわかりますよね? 何個か買って、トイレか玄関かさり気なくそっと置いておきたい。トゥイーティーに至っては、色ぬりが手書きっぽいし、目が少しロンパってる?! 子供が目にしたら泣いちゃうかも(笑)。でもそんなところも愛おしく思えるブートおもちゃの魅惑の世界を体感してみては?
Point No.39
80年代キッズの憧れモデルで、彼らの仲間入り。
『ストレンジャー・シングス』を語るのに忘れてはいけないのが自転車の存在。なんてったって、ウィルが自転車で転んで“アップサイドダウン”していないければ物語すら始まっていないんですから! ドラマのなかで使われているのはBMXという80年代で人気だったモデルで、オートバイに憧れた子供のなかで流行っていたもの。いまでもあえて現代風にリアレンジしたものが製造されるくらい人気ですが、「Point No.39」では80年代に作られた本物を手に入れることができますよ! ここでは主にアンティーク家具やヴィンテージ自転車を多く取り扱っており、どの商品もメンテナンスが行き届いているので実用品としてバッチリ使えるのが魅力的。このBMXだってマイクたちみたいに乗りこなせちゃうのです!
東京レトロa.m.a.store
懐かしくもスペーシーな時計で時空をトリップ。
80年代といえばSF映画の全盛期であるわけですが、その頃の映画に出てくる家電って懐かしさがありながらもどこか未来的な雰囲気があるんです。そういえば『ストレンジャー・シングス』のなかで重要な役割を担っているのも、トランシーバーやラジオといった家電たちでしたよね。そんな懐かしさがにじむヴィンテージ家電は、下北沢の商店街に佇む「東京レトロa.m.a.store」で買うことができます! 三角形や、四角形といった幾何学的なかたちでデザインされたスペーシーな時計に釘付け☆ この他にも、当時の家具、照明など普段は目にしない変わった電化製品がたくさん置いてあって、実際に使えるものは、飾りとして楽しむだけではなくリアルにその時代に生活している気分を味わうこともできますよ◎。
Banny
80sギャルの必需品!
主にモールに生息していたとされるブリンブリンガールズ。『ストレンジャー・シングス』シーズン3でもエルとマックスが楽しそうになりきっててかわいかったですよね。そんな彼女たちにとって欠かせないアイテムがベルト! ビビッドカラーのアウトフィットにエナメル地や、レオパード、もしくはキラキラだったり…とにかく派手目のベルトをキュッと締めればあなたももう仲間入り! エルとマックスみたいにホーキンスのモールへ買いに行くのは無理だけど、原宿の古着屋「Banny」で探し求めていたベルトがたくさんありました! ここは90〜00年代のメンズアイテムをメインに取り扱っていますがもちろん女子が着てもかわいいものもたくさんあるのでおすすめ。カップルで行くのも楽しいはず!
NUDE TRUMP
オールドスクールなレイヤード術。
ド派手が正義で、とにかく重ねられるものは重ねまくる! それくらい徹底的に振り切ってみるのもアリ? 80年代のキャッチーさは小物でまとめるなら、ガチャつかずに取り入れられるのかもしれません。ストーンがどデカく入ったものやゴールドのもの、「コレコレー!」と言いたくなる主役モノをあえてうるさいくらい重ねる。けど、これも80年代ファッションとしてなら大いにアリなのです。こういうときのお手本はやっぱりマドンナになるんですが、「80s Madonna Outfit」とか検索するとかなりテンション上がりますよ! 実は彼女って、ただ派手に着飾ってたのではなくパンクスだったり他のカルチャー要素を織り交ぜてるところが最高なのです。参考にしながらそこにも注目してみてください。
SOMETIMES STORE
サテン・ファー・PVC♡
時代感を彷彿とさせる素材♡ サテンは加えてキンキーブーツじゃないですか! 色味もくすみあるパープルで本当にど真ん中! 日本もバブル期だったし、その豊かさ、ギラつき(エレガンスと言うべきですね)が惜しげも無く放出されている80年代のアイテムはいい意味で一目でわかりますよね。リアルタイムではない世代にとって、そんな状況に憧れを抱いてしまうのです…。しかも最近のファッションは90年代ストリートブームが終わって、クラシックに回帰しようとしている流れがあるから、いい塩梅で個性と品良さを表現できる重要な存在にもなるはず! 「SOMETIMES STORE」にはどぎつくなくて、私たちにとって夢のあるヴィンテージアイテムが次々と入荷します。SNSは常に要チェック、買い付け後はとくに!
G2?
電話もできる?! レトロフューチャーの原点。
90年代から原宿の古着カルチャーの礎を作り、現在もなお最前線で原宿を盛り上げ続けている言わずと知れた名店「G2?」にはやっぱり最高のアイテムがありました! セレクトで買い付けてお店のアイコン的存在になったテレフォンバッグの現物がありました。電話線が繋がっていて、実際に電話としても使用することもできるという当時にしては画期的(!?)なスペック付きです。このアナログだけど最新のアイデアが詰まっている感じが80年代らしいですよね。同じく未来への憧憬が深いものでこの頃に多発してたのがSF映画で、みんな大好き『グレムリン』のステッカーは、「そんなシーンあったっけ?!」とツッコミたくなるような、シュールで愛らしい表情が揃っています。バラ売りで値段も手頃だし、全部集めてみては?
PIN NAP
耳元は大きくてキラキラさせたもん勝ち!
マドンナやシンディのように、組み合わせがめちゃくちゃでも、とにかく大ぶりのものやキラキラしたものをありったけ身につけてたあの頃の女の子って、めちゃくちゃ自信ありそうでやっぱり羨ましい。それは時代が流れても色褪せることのない強い女として脳裏に焼き付いていたりして。とんちゃん通りにある「PIN NAP」はお店の外観からしてそんなムードを感じ取れます。80年代から00年代のカラフルな古着が所狭しと並んでおり、どれを手にとっても元気が湧き出てくるものばかり。ピアスは大きければ大きいほど良し、光モノだとなお良しという当時のルールに倣ってお店でいちばん輝いてるものをチョイスしよう!
PUNK CAKE
気分は80年代パンクボーイのガールフレンド。
80年代のニューウェーブでポップなアイテムが揃う原宿の古着屋「PUNK CAKE」。 一点一点デザイン性が高くワクワクしちゃうような洋服にたくさん出会えるこのお店は、その世界観にぴったりな小物も大充実なのです。 アクセサリー、アイウェア、シューズも数多く置いてあるなかで一際目を引くのがこちらのAROUND WORLDシリーズ! 英字の古新聞から作られたウォレットは、手に持つとまるで本物のニュースペーパーを持ち歩いているかのよう! それで街を闊歩すれば80年代の映画のなかから飛び出してきたようなパンクガール気分を味わえちゃいます。 BGMはもちろんシンディ・ローパーの「Girls Just Wanna Have Fun」!