蟹座男子のキーワードは「中二男子」。裏表のない「単純」さと「甘えん坊」な思考回路、そして「構って」な一面もある永遠の中学二年生という印象です。女子に対しては自分の理想が強く、家庭的な女性がいいという人もいればキャリアウーマンがいいという人もいて、それぞれの理想の女性を求めます。ルックスというよりも「相手が自分の期待するものを有しているかどうか」のこだわりが強いのが特徴です。また、女子と縁を切るときはいきなりなので相手が驚くことも多いでしょう。「クレームまじりでも話しかけてほしい」とか「怒られて愛を感じる」とか「束縛を感じつつ恋をしたい」など、Mっ気のある人も多い蟹座男子。その根底には「自分と絡んでほしい」「自分のことを好きになってほしい」という想いがあるようです。無邪気でストレートな彼の要望を、母親のような包容力と優しさで叶えてあげましょう。

2019年のバレンタインは「もらえなかったらどうしよう」という気持ちが強く働いている様子。恋愛度数も低めです。変なプライドがあり、傍目には「バレンタインなんて気にしてないよ」風に見えるでしょう。自分の存在をアピールすることもなく、椅子から一歩も動かないくらい一周回って意固地な雰囲気です。どういうアプローチをされたいかも分からないようですが「女子が動かないと何も進まないだろうね」とは思っています。タイプじゃない人と付き合う気もまるでないときなので、期待値高めな「呼び出し」など「重さ」を感じる渡し方はしない方がいいでしょう。呼び出されれば行くようですが「この子のために行く」というのが気乗りしないようです。まわりに人がいるところでもOKなので「その場でいちばん自然な形」を望んでいます。臨機応変にタイミングを狙いましょう。

家庭的なものを好むので手作りのほうが若干優勢ですが、チョコレートは渡す人の雰囲気に合っているものがいいと思っています。蟹座男子は女性に意外性をあまり求めていません。家庭的な人なら手作り、キャリアウーマンならブランドチョコなど、あなたの世間的なイメージを体現したものをプレゼントするのが正解です。

チョコレートをもらった後は、今までの関係をキープしつつも「私チョコあげたよ」という少し含みを持たせた向き合い方をされたいようです。あげたことは大いなるきっかけで「その後どうなった？」という雰囲気でいてほしい様子。思わせぶりな視線や連絡の頻度など「あなたのことを意識しています」ということをアピールしましょう。アドレスを知らない人は、これを機に彼の連絡先を聞くのも◎。「よかったら今度デートに行ってください」など、ためらいつつも「still going on」なムードを醸し出しましょう。このバレンタインをきっかけに少し前進の兆しはありますので、気になる人がいたら渡す価値ありです。